会社勤めの人で案外多いのが25日が給料日。
近ごろでは、給料もボーナスも振り込みで明細表が封筒に入っているだけ。
封筒に入った現金で給料を頂くところはほとんどなくなったようだけれど、私たち団塊の世代は、会社勤めの時、給料もボーナスも現金で頂いていた時期があった。50年近く前を振り返ってみよう。
毎月25日の給料日は楽しみのひとつだった。
独身時代、現金で給料をいただいた日は、夕方になるとソワソワしはじめる。
友人と飲酒を伴う夕食に繰り出し、あっという間に午前0時を超えること、しばしば。。。
その頃は安い給料だったため、おでん屋やおバンザイ屋で、延々とお互い将来について大きな夢を語りあっていたことは覚えている。
若い時は安い給料だったが日本経済が高度成長を遂げ、毎年のようにベースアップで給料もかなり良くなっていった。
サラリーマンをしていて25日というのは、自分で稼いだお金を思い通り自由に使える楽しみな日だった。しかし、それが給与振り込みとなり、結婚もしてさほど楽しみばかりではなくなってしまった。
年金生活者となった今は25日は単なる通過点?の日となってあまり意味はない。
その昔だったらこうだったのにと、ふと、会社勤めの頃を懐かしく思い出すことがある。
きょうの夕焼けは大変美しかったのでパチリ・・・