ツバメの巣作りが完成、水が張られた田圃には植えられたばかりの稲が少しだけ顔を見せている。
水田近くからはカエルの鳴き声も聞こえて来る。平成最後から令和の新時代にかけてカエルたちの鳴き声がどんどん大きくなってくるが、いまはあまり姿を見せない。
二日間のぐずついた空だったが、きょうは太陽からの恵みを受ける番だ。昼前から急に蒸し暑い日になった。
太陽が好きなフジの花は・・・?と出掛けた。フジの姿をあちこちで見かける季節だ。薄い紫色のフジが垂れ下がっている姿を見ることができるのは約20日間ぐらいだろうか。毎年、短いと感じる。
日本古来の花木と言われ、年号『令和』の出典となった万葉集にも歌われていると聴いた。
この花、静止画像で撮影すると実物がうまく撮れないことが多い。
太陽の光を沢山受けた花は、なんとか鮮やかな薄紫を表現できるが、少し曇っていたりすると、実物の方がはるかに美しく見ることができる。