快晴の金曜日だが冬の風は冷たい。いつもとは逆方向へ足が向いた。
河川敷内に作られている遊歩道。下流から上流へと向かい風を顔に受けながら足取りはまぁ軽快。
いつもはこたつで昼寝をしている時間帯だが、ほとんど雲を見かけない“ピーカン”の天気。車は通らない歩行者のみの河川敷内の道路はやはり歩きやすい。

20分近く全力で歩き続けたが、ほとんど疲れを感じなく、逆に体が軽くなり気分爽快。毎年の恒例行事“とうどさん”の飾り付けが行われている場所へ行きあたった。



とうど焼きは“歳神様”を送る行事。全国的にはどんどん焼き、どんど焼き、左義長焼き、どんと祭り、塞ノ神、さいとやき・・・各地でいろいろな呼び方がされているが、この地方では"とうどさん"と言われ、1月の第2日曜日に行われることが多い。
注連飾りや門松、古いお札、神棚、破魔矢などを飾り付け、神事の後、火を入れて“歳神様”を送る。
県内東部では、松の内が過ぎた頃から各地域で趣向を凝らした“とうどおくり”を地元の人たちが行っている。
地区の役員たちが交代で門松や注連飾り、古いお札などを燃えやすいように配置し、高さが5m余りのとうどさんが出来上がっていた。

とうどさんが始まる日曜朝は、天候が心配だ。準備中の総代に話を聞くと、「神様(神主さん)は雨が降っても訪れますから豪雨以外は決行」と、笑いながら話してくれた。午前中、大雨にならないことを祈る。
※👇河川敷内で自生していたツバキ
