山の方には霧が発生し、稜線がほとんど分からなくなっていた。徒歩で約20分、伊予柑の畑へ観察に行ってみたが、もうほとんど収穫が終わっていた。
👇は15日頃に撮影。
早いものは12月末から店頭に出回っているが、今月に入って伊予柑の旬がやってきた。温州みかんよりもサイズが大きく、皮も厚め。だけど、中の実はとっても柔らかい。
愛媛の特産品にもなっている伊予柑は、ジューシーで濃厚な甘酸っぱさが人気だ。果汁たっぷり、甘酸っぱく香りが大変良いと言われ、毎年、東北の友人にリンゴのお返しとして贈っているが、“絶対伊予柑だ”と絶賛してくれている。
伊予柑の収穫は早い所では11月中旬に始まるが、収穫のメインは12月~1月にかけて、店頭では2月末ごろまで行われている。
先日、農家の人に聞くと、「収穫と旬の時期に差があるのは、収穫後酸っぱさを減らし甘さを増すためしばらく貯蔵してから出荷している」ということだった。