無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

はじめての醤油絞り(醤油造り2日目)

2011-01-25 23:35:47 | 自然菜園スクール
本日、

今日は、出張の疲れか、夏の疲労が出ているのか、
少々胃腸が弱っている感じがしたので、午前中は休み、
午後から取材と鶏小屋のお掃除をしました。

豊田市の出張前にブログで紹介した醤油造りが1日目で終わっていたので、
続きをご紹介します。


二日目に入り、醤油の豆麹が全体的菌が回ってきて白っぽくなり始めました。


味噌造りは、お米に麹菌を喰い込ませた米麹と煮た大豆を合わせて作りますが、

醤油造りとの決定的な違いは、
大豆に麹菌を喰い込ませる点です。


写真のように、大豆の周りに真っ白くコウジカビがまとわりついてくると2日目が順調です。

大豆に直接菌を喰い込ませるので、
納豆菌が優先する40℃以上の高温が続くと醤油造りは失敗してしまいます。



2日目は、豆麹の発酵温度を40℃にならないように、様子を見ながら
去年仕込んだ1年目の醤油絞りをすることにしました。

去年の様子ブログ
http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/1dae8a8daca4ed5aa0b94984e0709b37

去年の醤油のもろみを80度以内の低温でゆっくり加熱して、
絞りやすくしておきます。




みんなで協力し合いながら醤油もろみが冷めないうちに、布袋に入れていきます。


袋の中のもろみ自身の重さで、自然に醤油が垂れてきました。
いわゆる滴(しずく)醤油がとれました。


今度は、重しと油圧ジャッキを使い圧をかけていきます。


10㎏の醤油もろみから寸胴いっぱいの醤油が絞れました。


絞ったあとの布袋はペッチャンコで、


ぼぞぼその醤油もろみが残っていました。

火を加えていない酵素の働きのある醤油もろみは、肉魚を漬けておくと肉質を柔らかくするそうです。

今回は、再び残りの樽のもろみに戻しました。

醤油の絞りは、初めてだったのでとても感動的でした。
また、醤油は、香り1年、味2年、色3年といわれるそうなので、2年物、3年物も絞るのが楽しみです。

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