無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

稲刈り&愛農かまど作り

2015-10-07 04:46:23 | 自然菜園スクール
本日、の予報。

ここ数日間風邪をひいており、節々の痛み→発熱→悪寒→くしゃみ→咳→鼻水と毎日症状が変わり頭痛にも悩まされ、なかなか経過するのに時間がかかりました。
仕事などをしながらの経過だったので、取材してくれた方々、菜園教室の生徒さん、友人家族、このブログを観ていてくれる読者の方々に大変ご迷惑おかけしました。

お蔭さまで、完全とは言わないまでもかなり回復したので、溜まってしまった雑誌の連載やブログの更新、野良仕事を無理せず再開していきたいと思います。



今年は特に大変長雨と稲刈り前の大雨で、長野県だけでなく全国的に稲刈りが遅れているように思います。

通常の大型機械コンバインの収穫の場合、田んぼがぬかるんでいると稲刈りができないため、地域では今年は1カ月以上遅れての稲刈りのところが多々あります。

稲が台風などで倒れてしまったため、みんなで手刈りしたおかげで、稲は地域としてはいつも遅いのに早くに稲刈りが終わりました。

「はざがけ」と呼ばれる天日乾燥です。

通常はビニール資材で覆わないのですが、脱穀前の雨や朝夕の結露対策として、脱穀の直前にかけると脱穀の予定が狂わず重宝します。




10/3に「自給自足ライフスクール」に脱穀の予定を入れていたので、当日午前中のうちに、ビニールをはずし風通し良く天日で仕上げます。
ビニール内は、結構結露や蒸れている場合があるからです。




午後からいよいよみんなで脱穀です。

友人のハ―ベスターをお借りして、4人一組で協力し合いながら丁寧に脱穀していきます。

干している稲をはずす
ハ―ベスターに稲を送りいれる
ハ―ベスターを操作しながら、袋にお米を調整しながら入れて、袋を交換していく
脱穀されていないかどうかチェックしワラを調べる

など人手がいる場合は、3~4人位で行うと、一粒も無駄になりにくく丁寧に稲を脱穀できます。


長さ30mたらすの小さな自給用の田んぼ(4アール)=家族3~4人自給用。

今年は大豊作で、4人がかりでも午後丸々かかってしまいました。

収量は、モミ米で306㎏。10アール=1反に換算すると、モミ米13俵弱。玄米で10俵弱と取れ過ぎな位です。
あとは食味を調べ、風味が良ければ最高です。
食べるのが楽しみです。


食べるといえば、新米をカマドで炊いて食べようと現在、家の改装で出た壁土を再利用して作った愛農かまどが完成に近づきつつあります。

現在、仕上げ塗装まえですが、かなりかっこいいものになりました。

ここまでの経緯はブログでもご紹介してきましたが、抜けているこの少し目の状態は、




本来の愛農かまどは、専用の木枠があり、それを当てながら仕上げるのですが、当然日本に2つ位しかない貴重な木枠は我が家にはないので、
日干しレンガを重ね、外枠ができたので、カマドを位置を実際にカマドを当ててみて熱風が通り抜ける道をアルミのパイプを利用してみました。


だいたいこんな感じといった位置を産めるように、日干しレンガや粘土で埋めていきます。


最後に、実際にカマドやふたなどをはめてみたり、調整し、軽く穴の中を乾燥させます。
※現在、半乾きの穴の中を削りだして、熱が効率的に動くように加工しています。

摘んだ日干しレンガを濡れた雑巾で湿らせた後、ゆるく溶いた粘土で中塗りをします。

仕上げは、水に強い漆喰を塗る予定です。


現在は、ゆっくり乾燥させながら、穴の中を削りだしし、角を面取りしかけにくくし、使いやすく、熱効率が良く、かっこよくなるように毎日少しずつ漆喰を塗る前にやっておくことをコツコツしております。

今回は、自給自足ライフスクールでは、お米を育て食べることをテーマにしてきました。

さ来週にいよいよ新米を炊いてみる予定なので、うまく炊けるかドキドキです。
コメント (8)
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