無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

まだまだ稲刈り

2015-10-28 18:26:14 | 日々の自然菜園
本日、のち


自給用のもち米は、ちょっと離れた場所に借りた小さな1畝ちょっとの田んぼで栽培させていただいております。

30年以上、耕作されていなかった田んぼには、雑木が2本。水口は底なし沼といった感じでしたが、
手つかずの農薬・化学肥料とは無縁で年を重ねた田んぼは、全くの自然で、絶景の棚田に仲間入りできた嬉しさと相まってとても興味深い作付となりました。


今年は新著が出る最中の田植えになってしまったので、一番遅い田植えでした。

そのため、ギリギリの実りでしたが、何とかお蔭さまで収穫となりました。


古代からのもち米(白毛モチ)は、豊か過ぎた土には耐えきらず、倒れてしまいましたが、長い穂には150粒を超える実りをもたらしてくれました。


家族と地主さんで3人の手での稲刈り。地主さんの援農のお蔭で、午前中2時間で稲刈り終わりました。

三者三様、思い思いに刈りまくりました。

1~3畝位の田んぼは数人で手刈りでできるので、家族で自給用にもってこいです。


去年、ダイズを育てたせいか、30年のなせるわざか、全くと言っていいほど草が生えませんでした。




黒米をまず1段目にかけます。

黒米は刈り口が紫色で綺麗です。




その上に、倒れてしまった古代米を2段目にかけました。

とても長いワラだったので、1段目の黒米が全く見えなくなりました。


鳥よけに糸を張りました。


棚田なので、四角ではなく三角に近い田んぼです。

奥の一部を不耕起栽培してみようと、起こさずにおきました。

不耕起にむく田んぼとそうでない田んぼがあります。

この田んぼはどうか来年試してみようと思ったからです。

田んぼのことは田んぼに聴くのが一番です。

今年は水口がぬかるんでいたので、作付しませんでしたが、今年手を入れたことで来年からは全面積作付可能になりました。

来年はこの三角の小さな田んぼにどうやって作付ようか今から楽しみです。


地域で一番遅い稲刈りだったので、棚田にうちのお米しかありません。

この絶景のなか、天日で美味しくお米の最後の仕上げをしてから脱穀です。

コメント
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