無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自給自足ライフスクール10月

2015-10-19 22:59:43 | 自然菜園スクール
本日、


今日は、Azumino自給農スクールの臨時稲刈りを精鋭5名で、最晩生のハッピーヒルを除き無事終了できました。

今年は9月の長雨と10月の稲刈り中に雨が降り、予定を押しての稲刈りでしたが、秋晴れの中気持ちよく稲刈りができました。


今年度からプレオープンした衣食住の持続可能な暮らしをテーマに開催中の「自給自足ライフスクール」も早10回以上開催し、残すは11月12月2回となりました。

季節の畑の観察、野良仕事の様子です。




現在実験中の無農薬タマネギ苗たちです。

タマネギは、苗がすべてといっていいほど苗が新鮮で適切な太さの健脚苗が大切です。
無農薬で、そのような育ちがよく、鮮度が良い苗はまず手に入りません。

といっても、自分で育てようものなら、結構難しく、立派な苗になってくれないものです。

まだまだ公表できる段階ではなりませんが、このような実験を繰り返し、現在の自然菜園があり、これからの自然に野菜を育てる道になると思っておりますので、
過程を観ていただくことも大切かと思っております。




真黒早生ナスの採種果です。

つまり、タネ採り用に赤い印をつけて、樹に70日以上完熟になるようにつけておいたものをみんなで収穫しました。


その後ハウスなど温暖な場所で、さらに10日ほど追熟させてから自家採種行います。


10日前に収穫したローサビアンカという洋ナスをみんなで実際に自家採種してみました。

衣食住の基本は「食」です。食の基本はタネです。タネが育ち、口にも入り、土にも戻り、毎年繰り返し食べ物のいのちをつないでいきます。




ダイズの原種のノマメです。

ツルがあったころの野生のダイズの姿は、品種改良前のダイズの姿があり、現在のダイズの自然の在り方や育て方のヒントをたくさん教えてくれます。


土蔵の改装です。

さすがに、プロにお願いするところは、お願いして、


崩れた壁土をワラを加えて練り直し、






弱くなったところを新たに練った土で、補強しながら改修していきます。




「住」もできることはみんなでやると楽しくできます。


おやつのココナッツミルクお汁粉です。

自家製のあんこと黒米のお餅がココナッツミルクとタピオカと出会いました。


母屋の改装で壊した壁土、通常は廃棄処分対象ですが、
今回は、練り直し、日干しレンガにして、愛農かまどを作ってみました。


裏は、木酢液が回収できる煙突です。


みんなで育てた新米、


自家製味噌のお味噌汁を炊き上げ


カマドのオーブンで厚揚げを焼いてみました。

火を入れてから1時間かかりました。
お味噌汁を作って、温め、ている間にご飯は30分。その間にできた炭もたしながら厚揚げをふっくら焼きました。

火の管理に忙しい1時間でしたが、ガスやレンジでは得難い有意義な調理時間でした。

自分たちで、作ったカマドで育てたお米を炊いて食べる。
ただそれだけで、ほっこり幸せになれる。

文字通り同じ釜の飯を食べあった仲間で、野良仕事に改修作業で汗流し、美味しいはずがないのですが、予想以上に美味しくて美味しくて幸せな2日間でした。





コメント (6)
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