無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール/自然菜園見学コース「田んぼの除草と畑の草マルチ」

2017-06-29 07:48:41 | 自然菜園スクール
本日、ときどきの予報。

先週末に、自然菜園スクールの見学会(自然菜園見学コースを開催しました。

個人で、自給しながら、菜園教室、雑誌などで取材、執筆をやっておりますと、個別に正直見学を受け入れる時間がなく、
また、せっかく来ていただいても十分に見学していただくには、事前の知識・教養も必要なので、残念ながら見学会以外の個人的な見学はすべてお断りしております

年に3~4回、無理なくしっかり見学できる日を設けております。


それが、自然菜園スクールの(自然菜園見学コースです。




まずは、土蔵で、自然菜園講座「草マルチと水やり」の【基本】【応用】を学び、見学する際のポイントや根と葉の関係などを学びます。

私は、若い頃修行と称して、あまたの農園を見学させていただき、わかったことに、ただ見るだけでは観ているようで観ていないことが同じ農園を数年おきに見学させていただきわかりました。

そこで、この見学会では、事前に自然菜園講座をし、見学し、最後にシェアリングでたった1日ですが、一番深く見学できるように工夫しております。


イチゴの苗取りを見ていただいた後、




ブログでおなじみの自然菜園5年目の畑の見学から始めました。






夏野菜、特に、トマトの「一葉残し」を実際に観て、誘引もセットで植えた後のトマトのお世話の仕方を丁寧に観てもらいました。




田んぼから自然菜園(果樹園)に変換中の見学、


自然菜園スクール「自然稲作/発酵コース」の元農薬化学肥料使用の田んぼから無農薬自然稲作への転換中の見学をし、





草が生えない不思議な田んぼのつくり方を見ていただき、






田んぼの脇にある自然菜園4年目の菜園と果樹苗を見ていただきました。


元田んぼなので、育ちにくいニンジンも写真のように自家採種することで育てやすくしたり、


まだ未発表のズッキーニの支柱と誘引の仕方など、どのように自然菜園の技術が生まれ、スクールで教え、雑誌になり、書籍になるまでに最低5年はかかる経緯をお話ししました。


自然菜園2年目の若い菜園も見ていただき、野菜によって異なる草マルチの仕様を実際に観てもらいました。



菜園ランチ



新タマネギの鶏のアジアンスープ

など味覚も含めた五感で体験してもらえればと想っております。

また参加者どうし自己紹介済みなので、食事の時間は交流の時間でもあり、とても盛り上がります。

その後、シェアリング(感想会)によって、お互いに感じたこと、学んだことを分かち合い、響き合うことで、より一層学びを深くなっていきます。

お互いに忙しい農繁期の6月に全国から学びにいらして下さったので、私もいろいろな見学会に参加してよかったこと、学んだことを活かした見学会になればと行っております。

見学会に合わせて2カ月間調整(改装、修理、修繕、新築)をしているので、見学会は一つの山場で一番忙しい中での開催になりがちですが、
今回も参加者の笑顔で癒され、また励みになりました。

次回の自然菜園見学コースの開催日は、

8/27(日)
AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の回復法、秋野菜の植え付け)


です。今年は忙しさと、悪天候で遅れ気味な菜園ですが、8月には盛りの野菜を見ていただければと想っております。



2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

7/5(水)― 梅雨の草対策、夏野菜の種まき、ニンジンの種まき
8/2(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ
コメント (2)
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