いよいよ3/19(土)にはじまる自然菜園スクール安曇野校『自然菜園ベーシックコース』『自然菜園マスターコース』オンライン受講(アーカイブ配信)もオススメです。
【自然菜園オンラインセミナーのお知らせ
】
3/26(土)13:30~15:30【ZOOM配信】新『自然菜園 根本講座』 「サトイモの個性とコンパニオンプランツ」
以下、3日前の写真です。
この自然菜園区は、10年目の区画で、元田んぼです。そして重粘土の重い土です。
雪が解けても水たまりがなくなり、いい感じです。
今年はいろいろ考えた結果、この自然菜園区は、畝の上だけ耕すことにしました。
二十四節季の「雨水」が過ぎ、「啓蟄」が過ぎ、先週から夜温が氷点下にならず、今週から長期間の雨の予報だったので、
耕すのであれば、良いタイミングだと思ったので、生き物が動ける日中14時前後に、浅く畝の表面を耕しました。
通路は、あえて残しました。
田んぼは、
田んぼも全面春起こしを行いました。
この田んぼは、水が一部湧く水はけのすごく悪い部分がある田んぼなので、2重に水脈を掘ってあります。
田植えまでに、ワラをしっかり分解し、土を乾かすことが、稲の生育を良くし、草を抑えてくれるので、この3年バージョンアップを重ねてきたかいあり、今年はよく乾き、ワラの分解もスムーズになりました。
上の写真は、去年の2021年春の田んぼの状況です。
今朝は、昨日の朝以上に雨が降り(4時2㎜5時5㎜)、この2日間で軽トラの荷台にこの程度雨が降りました。
周囲の耕していない田んぼには、水たまりができている感じです。
2021年、去年の小麦畑(元田んぼ)では、雨の後こんな感じでしたが、
明渠(水脈)から排水も順調です。
今年は、まったく水たまりがなく、あれだけ積雪があった元田んぼの小麦畑の小麦も生育すこぶる良いです。
耕した田んぼも、今朝のちょうどよいお湿りといった感じで、余剰の水は水脈で排出がはじまっています。
元々田んぼ地帯で、田んぼにむいた土、重粘土で、水はけが悪い田んぼでしたが、この3年間の土壌改良の結果が、見てわかるレベルで改善されてきて嬉しい限りです。
耕すことで損なわれること、耕すことで生まれることを天秤にかけ、天候と生き物と相談しながらの「野良仕事」。
「野」を良くする事に仕えること。これを大切に積み重ねていきます。
今年の野良仕事が良かったどうかは、今年の作物の出来不出来、そして3年後の出来不出来ではっきり結果を出してくれます。
古代縄文時代後期の農耕で、女神像(縄文のビーナスと呼ばれる土偶)を壊し、土にばら撒いて豊穣を祈った時代から、1万年の農耕の歴史。
4大文明と呼ばれる跡地はすべて砂漠化したにもかかわらず日本はいまだに砂漠にならず、農耕が続けられている軌跡(奇跡)を噛み締め、
左右の銘にしている「晴耕雨読」の教え。
今年も五穀豊穣を祈り、日々野良仕事を重ねていく喜びと感謝。
春分を目の前に、できること(野良仕事)をして、あとは天に任せること。
今日は、安曇野校の開校準備をしに安曇野に行ってこようと思っております。(ブログを書いている間に、今朝の雨が落ち着き、地温が温まるのを待ちながら)
安曇野校は、一番最初に新しい自然菜園を伝える場所(新しい自然菜園が生まれる場所)なので、今年はどんな出会いと破壊と創造が行われるかドキドキわくわくです。
自然菜園スクール15年目の節目の年に。新たな自然菜園が生まれる予兆を感じつつ、どんな出会いがあるか楽しみです。
安曇野校『自然菜園ベーシックコース』『自然菜園マスターコース』
3月19日(土)共通 | 午前:ガイダンス、自然菜園講座①(菜園プラン) 午後:区画決め、緑肥の種まき、菜園プランづくり ※菜園ランチあり |
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