自然菜園Lifestyleネットショップで、録画動画(アーカイブ)販売も大人気です。
公式テキスト『苗で決まる!自然菜園 野菜の本気を引き出す』(農文協)が、Amazonさん家庭菜園部門で2位でした。ご活用いただきありがとうございます。
本日、3/21(祝)は、春分の日です。昼と夜が半々になり、これから毎日夏至まで日が延びていきます。
昨日は、3/20(日)自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』でした。
踏み込み温床は、自然菜園のらのら体験研修コースで踏み込んだので、前回の一般ブログもご参照ください。
3日前に、踏み込んで、濃いめの木酢液の希釈水をかけておいた温床は、
保温・保湿の防草シートの下で、発酵が進み、放線菌や糸状菌など微生物が胞子を伸ばしながら活躍しておりました。
その上に、匂いキープのためのゼオライトのパラばらまき、濃いめの木酢希釈液とトウガラシをカットしてネズミ対策を四隅中心に行います。
トウガラシは、ネズミに有効なので食べきれないトウガラシの利用がお奨めです。
午後のスクールまで、防草シートで保温、保湿ネズミ対策をしておきます。
マメに、その都度木酢液を散布したり、防草シートで保温保湿することで、発酵ロスが少なく、通気性があり、黒い太陽光を集めやすい防草シートで、発酵が促進されます。
また、防草シートは何回も木酢液をかけられることで、キレイになると同時に、木酢液が染み込み、ネズミ対策、病虫害対策に役立ちます。
前置きが長くなりましたが、午後になり、3/20(日)自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース でした。
前半は、白板を使った座学です。講義:春夏の育苗(マメ科、キク科、アブラナ科)でした。
種まき培土と育苗土の違いやポットとセルトレーの違い、zoom講義なので、全国からリアルタイムで質疑応答ができるので、
その場で疑問が解消され、理解が深まります。
ランニング野菜限定のスゴ技ポケット育苗のポイント解説。
土のブレンドの仕方や水やりの目安など、自然育苗では、植えてからよく育つガッチリ若苗に育てる基本を学びました。
後半は、実習:春・夏野菜育苗(レタス、キャベツ、ナス、ピーマンなど種まき)でした。
今回は、「やさい畑」2022年2月号で紹介されたミニマム温床を一緒に作ってみました。
ミニマム温床の後は、
途中までやってある踏み込み温床の仕上げ工程を見ていただきました。
発酵層の上に、クン炭、土を薄っすら乗せるのが、自然菜園流の踏み込み温床の特徴です。
次は培養土の見極め方などをご紹介し、
実際に、ブレンドしてみました。
良く混ざり水分量60%になる様に、空気を入れながらよく混ぜました。
現地受講生に触ってもらい、水分量の感じを体感してもらいました。
最初の60%の重さを知っておくと、それを基準に、水やりができるので、とても大切な工程です。
今回はセルトレー72穴に土を詰めていきます。
土を均一に、自然な固さで詰めていきます。
お次に、レタス(細かい・薄いタネ代表、ハーブ)で、最新の発芽率アップ種まきをご紹介。
キャベツもナスもピーマンも同様にできる、基本的な種まきもご紹介しました。
スクールでは、最新の情報が盛り沢山。特に生徒さんからのご要望(発芽しなかった、水やりが難しい、日中お世話ができない)によって改良を重ねているので、2~3年後には、実際に3年位試して解決した方法をご紹介するようにしております。そのため、書籍の内容にないものが多々あります(笑)受講者特典ですね~。
タネの袋の開け方、しまい方、蒔き方、土の被せ方、鎮圧法、水やり法、発芽までの保湿法、など受講生は動画をご覧いただいております。
今回は、レタス(コート)とナス(ランニング)の2種類を実際に種まきしました。
次回は、半袖野菜の種まき、今回の種まきのその後を学びます。※オンライン受講もできます。
4月10日(日) | 講義Zoom:夏野菜の育苗①(セルトレーの種まき、鉢上げ) 実習【受講生限定ブログ】:ナス科(トマト)&ウリ科(キュウリ)の種まきなど |
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録画動画【ZOOM講座】『これから始める夏野菜の苗作り講座 (温床を使わない育苗法)』
も絶賛発売中~。