無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール『自然菜園のらのら研修体験コース』踏み込み温床づくり

2022-03-18 08:20:14 | 自然菜園の技術 基本

いよいよ明日3/19(土)自然菜園スクール『自然菜園ベーシックコース』『自然菜園マスターコース』です。

★去年から始めたオンライン受講(アーカイブ配信)は、安曇野校に通えない地域の方々から自宅で学べると好評でした。

今年もオンラインと現地受講できます。また、初回3月はまだ寒いので、ガイダンスと菜園プラン講座、現地視察、そして本科生は自分の菜園区画を決めます。会社の移動や引っ越しで、新年度4月から年間受講もOKです。(※その場合、3月分は、アーカイブ配信になります。)

 

本日満月の新発売『苗で決まる!自然菜園 野菜の本気を引き出す』(農文協)

嬉しいことに、昨日のAmazonさんの家庭菜園部門2位が前著『これならできる!自然菜園』(農文協)、新著が5位でした。

家庭菜園部門100位以内に6冊拙著が入っており、本当にありがとうございます。

なんと、、、、今回の新著で、

お蔭様で、

自然菜園シリーズ累計15万部達成!!です。

誠に、ありがとうございます。

 

3/13()の自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』で作った予備発酵の踏み込み温床づくりは、

3日後の3/16の朝、

無事、表面温度65℃。

7号目で45℃突破で、予備発酵成功でした。

午後からの自然菜園スクール自然菜園のらのら研修体験コースでの踏み込み前準備に、

去年の冷床の九条ネギ苗を抜いて仮植を午前中に追え

ハウスに行くと、温床予定地にカエルの卵発見!!このままでは踏み込んでしまうので、タライに緊急移動。

のらのらコース受講生と一緒に、ワラを敷き詰め、モミガラを少し敷き、

予備発酵の堆肥を踏み込みはじめました。

だいたい水平に仕上がり、

残った予備は、ミニマム温床の床材としてキープしました。

踏み込み温床の完成は、3/20(自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』で仕上げるつもりなので、

水平確認と

それまでネズミが入らないように、発酵が再加熱できるように、仕上げ用の防草シートをかけて、濃いめの木酢液をかけておきます。

当日~今日まで25℃以上をキープしているので、皆様のお蔭でいい踏み込み温床が出来つつあるなーと思います。

昔は全部一人でやっていましたが、みんなで協力しあいながら楽しくやると楽しいです。

 

本日、新発売『苗で決まる!自然菜園 野菜の本気を引き出す』(農文協)の本は、師匠先輩たちから学んだ技術が、実践15年。生徒さんと10年にわたって一緒に培ったものが本として結晶化します。

師匠、先輩方の勘や経験はそのままでは、素人の私には難しすぎ、咀嚼が必要で、何年も何回も試行錯誤の繰り返し、8割位完成してから自然菜園スクールで、公開して、受講生が実践し、失敗しやすい箇所を修正、全国で再現性が高くなるように、毎年バージョンアップ。それが雑誌の特集や連載で記事になり、編集部、カメラマンさん、デザイナーさん、イラストレターさんライターさん、などのプロたちの手でブラッシュアップされて、1冊の本にさせていただきます。

 

みんなの想いがこもってはじめて本になり、最後に書店さんや図書館などを通じて読者さんが読んで、実践されて完成に至ります。

25年前に描いた、無農薬・家庭菜園の入り口開拓事業(自然菜園)もようやく一つの完成が出来つつあるなーと思っております。これからも、精進して、皆様にとって、野菜にとって、皆様の生活にとって自然な菜園、自然菜園が広がっていってくれたら幸せいっぱいです。

 

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