無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ついに収穫タマネギ(その2)理想のタマネギの収穫までの道のり

2022-06-22 07:51:50 | 日々の自然菜園
 
【6月のオンライン自然菜園セミナー】
6/25(土)
ミニセミナーは、「生命力が強い自家採種の仕方(1)」※自然菜園ハンドブックp24参照
 
前回ブログのつづきです。
採種圃場のタマネギ連作区も春先雨が少なく最初あまり玉張りがよくなく、心配しておりましたが、小規模だったので、ストチュウ水を潅水し、後半雨にも恵まれて一気に、倒れてきました。
 
今年のタマネギは、トウ立ち10%以内、ほぼ7割が一気に倒伏。よい苗が育てれたといった感じで、嬉しかったです。
元々田んぼだったので、引っ越してくる10年前タマネギは簡単に育つと思っておりましたが、なかなか難しい壁がたくさんありました。
 
ようやく、理想的な大きさの自家採種のタマネギが自給安定しはじめました。10年間、いろいろ学べました。
 
我が家のタマネギは、重粘土&根張りが強いので、1個ずつ移植ゴテでテコ入れしないと倒れたにもかかわらず抜けないほど根が強く張っています。
 
肩が張り、根が太く、良く絞まった中玉タマネギ。まさに10年間追い求めていた姿になってくれました。感動です。
 
赤タマネギもよく玉張りしてくれ、
 
小さな苗を2本植えしたところも中玉2つと大玉1つ以上の収量(重さ)です。
 
 
通常は、畑に3日間ほど(雨でも)並べて天日干し(地干し)して、取り込むのですが、
最近は30℃以上になったりすると肌が焼けてしまったり、赤玉が変色してしまい保存性が低下することが出てきたので、
 
鶏小屋の入り口の半日陰の風通しの良い場所で、3日間風乾させます。
 
 
今年は、前回紹介した太陽養生処理後のタマネギはすでにしまった干し始めているので、この写真は採種圃場だけでずいぶん収穫できました。ようやく軌道にのってきたタマネギの完全自給。
 
タネ採りと育苗がなかなか安定しなかったので、苦労しましたが、お蔭でタマネギの生理や様々な栽培法などいろいろ研究できました。
 
タマネギは、和洋中何の料理でも合い、保存もできる野菜なので、自給できると重宝します。
両親もタマネギ好きで、タマネギの高騰で、今回のおすそ分けは、今まで以上に喜んでもらえました。
 
梅雨の晴れ間3日間に、収穫・風干しまでできたので、一安心です。
 
 
今週末は、自然菜園見学会です。↓
 ※現在、現地受講は定員に達しておりますので、オンライン受講(すべて生配信)でご受講いただけます。
6月26日(日) 午前:自然菜園講座②「草マルチの極意とは?」
午後:初夏の自然菜園見学会
(菜園:春野菜の収穫、夏野菜の誘引 田:田んぼの除草 果樹:無農薬防除法など)
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