無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

友人が育てた自然農のお野菜たちが届きました!

2014-03-03 22:24:36 | 日々の自然菜園
本日、


先日、友人でもある自然農の梅の里自然農園の勇惣 浩生さんからお野菜を送っていただきました。

通常は、5月まで去年採れた野菜を食いつないでいるのですが、
去年はいろいろ忙しかったことと、新しい畑に移行していたことなどで、充分に野菜を確保できませんでした。
現在は、ジャガイモや乾燥野菜、冷凍野菜などはありますが、
信州長野では、新鮮な野菜は路地では5月中旬まで収穫できませんので、身体が新鮮な野菜を欲していました。

勇惣 浩生さんが自然農で野菜の宅配をしていたのは知っていたのですが、
先月の大雪の際、宅配など流通網が途絶え、東京長野に野菜を送れなかったとフェイスブックで送れず持ち帰った宅配野菜の写真をみて、
注文してみようと思った次第です。

問い合わせしてみると、梅が満開で、まだ去年からの畑に野菜があるとのこと。
さずが、和歌山県。暖地ですね。
寒冷地の長野とは全く違いますね。
柑橘類も入っていて、ポンカンも入っていたのですが、すでに完食済のため写真にありません。


自然農で自給していくのは難しくはありません。
多少少なくても、大切にいただきますし、家族分を育てることはそんなに難しくないかです。
なにより量よりその生命の充実感、風味をしってしまうと野菜など買ってまで食べようとなかなか思えなくなってしまうからです。

ところが、出荷しようとするととたんに難しくなります。
私の経験から、自給する分の3倍まではそんなに手間が変わりませんが、20世帯分以上の食料を定期的に育てて届けようと思うと、
栽培も大変ですし、それを洗ったり、袋詰めして調整して送ったりするのはとても大変な手間と仕事です。

今回送っていただいたお野菜は、一つ一つきれいに洗ってあり、しかもきれいに袋と新聞紙で丁寧に包んであり、
都会で受け取ってもすぐに調理できたり、冷蔵庫に入れて保存できる配慮が行き届いておりました。

確か3年くらい前にも、自然農で育った梅を送っていただいた際にもダイコンなど野菜を送っていただきましたが、その時から営みを重ねてきた結果がありありと姿かたちからも伝わってきます。

特に、美味しかったのが、ニンジン。
ニンジンほど、土の味をそのまま伝えてくれる野菜は他には類がなく、自然に育った風味とさわやかさが秀逸でした。

まだ食べていませんが、ネギも美味しそうです。
ネギの根元がぷっくらと膨らんでいるネギは、間違いなく美味しい。
しかも、冬の寒さに耐えて、栄養を貯め込んでいる時期だけに食べる前からよだれが、、、




たくさんの菜の花も3袋も入っていました。

たぶん、チンゲン菜、ハクサイ、コマツナに近い野菜たちの菜の花。
それぞれに風味が異なり、少しほろ苦く、春を感じます。

そういえば、勇惣さんの野菜の宅配を開けたら、梅の枝が3本、花が咲いていて和歌山の春が詰まっていたのを思い出しました。
人柄が出ます。

美味しい野菜の購入の仕方は簡単です。
会ってみて人柄に惹かれる方が育てた野菜は、美味しいと感じます。

『自然農の果物づくり』(創森社)にも執筆してされている勇惣さんは、
和歌山で梅の里自然農園で、自然農を伝えています。
2014年 「梅の里自然農塾」0期生募集も募集しているみたいなので、興味のある方はホームページをご覧ください。

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