本日、。
今週は雪が多いです。今年は溶けると、降り積もるの繰り返しですね。
雪の多い年は、豊作と言われたり、雪と農業は関係があります。
今年も公開講座を来月2日間で行います。今年の7回目です。
公開講座「無農薬・自然菜園のコツを学ぶ」 ~ 土づくり&菜園プランの立て方 ~
今度、3 月 3 日(日)、3 月 10 日(日)※両日同じ内容で、
時間:13:30~16:00(開場 13:00~)
会場:三郷農村環境改善センター2F(長野県安曇野市三郷温 2267-2)
会場費:500 円
参加方法:予約不要(当日、直接お越しください)
今まで多くの先生たちに自然農・自然農法をおしみなく教えていただき今の私があります。
そのため、年に一度は、公開講座という形で還元できればと思います。
野良仕事が始めると菜園を持っている方は忙しくてなかなか参加できないのでまだ本格化しない3月に行っております。
当時の私は、自然農法といいながら、自然が見えず、野菜の声も聴こえず、ただ自然農法だといって好き勝手やっていました。
そのため、自然農法をやり始めた当初は、失敗の連続。
なぜうまくいかないのかさえわかりませんでした。
そこで、全国の自然農、自然農法、有機農業、循環農業の実践者の農地を見学させていただいたり、研修まがいのお手伝いをさせていただき実地を通して多くを学ばせていただきました。
十数年経ってもまだまだわからないことだらけですが、おぼろげながら一つの道筋が立ってきたところ、
執筆のご依頼があり、意気揚々と引き受けたものの、一向に筆が進まず3年半、ベテラン編集者の力を借り何とか1冊まとめたのが
『これならできる!自然菜園』(農文協)でした。
この1冊は、多くの師匠たちの教えと叡智をまとめたものになっています。
始めた当初の自分のような自然農・自然農法を始める方、始めている方を想定し、Azumino自給農スクール、あずみの自然農塾など、菜園教室で質問される具体的な内容を中心にしています。
今回、1冊の本にまとめる機会が得れたお蔭で、頭の中がとても整理されました。
今回の公開講座では、菜園を始める際にもっとも気になる土づくりと菜園プランに関して、はじめて1本の講座にまとめました。
まとめてみて、気づいたのですが、自然菜園では、土づくりも菜園プランも違う内容ではなく、「野菜が自然に育つ」という同じテーマの内容で、切っても切り離せない密接な内容でした。
土づくりといえば、土に何かを投入して、野菜が育つ土を作ること。
菜園プランといえば、菜園が連作障害がでないように、ローテーションなどを野菜の配置を考えること。
と一見すれば違う手段でしたが、どうもこれは従来の化学肥料を使った栽培の話でした。
化学肥料や農薬の代替として、有機肥料、自然農薬を使えば無農薬栽培ができるかというと、そうでもないということがわかってきました。
最近では、自然菜園と化学肥料や農薬を使った栽培では、コンセプトが違うだけでなく、野菜が育つ仕組みそのものが違うような気がします。
化学肥料や農薬を使った栽培では、野菜は作りもの。管理するもの。
一方、自然菜園では、野菜が自然に育つような環境を整えていくこと。自然に沿うこと。
ずいぶんと違う感じがします。
その違いを認識することが、大切だと思います。
不自然な土づくりや菜園プランもありますし、自然に叶っていく土づくりと菜園プランもあります。
自然に育てることは、自然に放置することではなく、自然に沿って野菜を育てることです。
その手助けになる講座になればいいなーと思っております。
今年は、この公開講座もそうですが、1年間自然菜園的な菜園教室について言及し、行っていこうと思います。
自然菜園という切り口で、私自身勉強していこうと思います。
これからもよろしくお願いたします。
**************************
2013年度の自然菜園講座の一つ「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。
耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。
半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。
只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。
【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」
【拙著のご紹介】
『これならできる!自然菜園』
『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~
自然農・自然農法で家庭菜園をはじめたい、無農薬栽培の基本を教えてほしい方に、
2回に分けて、基本的な考え方と実際に行う方法を学べます。
前半は講座、後半は日頃疑問な点などを質疑応答を行います。
次回は、第2回菜園プランの立て方です。詳しくは↓
この春から畑を始める方、自然農法、無農薬栽培に興味のある方、
おもしろい野菜の話を聞きたい方などなど、お気軽にお越し下さい。
『これならできる!自然菜園』(農文協)の著者が教える!!!
『これからはじめる!自然菜園入門』
日程 ①2月 8日 (金)土づくり編
②月22日(金)菜園プラン編
会場 蕎麦とりい(穂高神社)
時間 15:30~17:00講座(15:00開場)
17:00~17:30質問応答
講師 竹内孝功(自給自足Life代表)
参加費 各1,500円(玄米いなり、お茶付き)+500円(テキスト代)
持ち物 筆記用具 、
お持ちであれば『これならできる!自然菜園』
■予約、問い合わせ 蕎麦とりい 0263-82-3039
(安曇野市穂高の穂高神社の北の鳥居のすぐそば、お船会館内です。)
今週は雪が多いです。今年は溶けると、降り積もるの繰り返しですね。
雪の多い年は、豊作と言われたり、雪と農業は関係があります。
今年も公開講座を来月2日間で行います。今年の7回目です。
公開講座「無農薬・自然菜園のコツを学ぶ」 ~ 土づくり&菜園プランの立て方 ~
今度、3 月 3 日(日)、3 月 10 日(日)※両日同じ内容で、
時間:13:30~16:00(開場 13:00~)
会場:三郷農村環境改善センター2F(長野県安曇野市三郷温 2267-2)
会場費:500 円
参加方法:予約不要(当日、直接お越しください)
今まで多くの先生たちに自然農・自然農法をおしみなく教えていただき今の私があります。
そのため、年に一度は、公開講座という形で還元できればと思います。
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そのため、自然農法をやり始めた当初は、失敗の連続。
なぜうまくいかないのかさえわかりませんでした。
そこで、全国の自然農、自然農法、有機農業、循環農業の実践者の農地を見学させていただいたり、研修まがいのお手伝いをさせていただき実地を通して多くを学ばせていただきました。
十数年経ってもまだまだわからないことだらけですが、おぼろげながら一つの道筋が立ってきたところ、
執筆のご依頼があり、意気揚々と引き受けたものの、一向に筆が進まず3年半、ベテラン編集者の力を借り何とか1冊まとめたのが
『これならできる!自然菜園』(農文協)でした。
この1冊は、多くの師匠たちの教えと叡智をまとめたものになっています。
始めた当初の自分のような自然農・自然農法を始める方、始めている方を想定し、Azumino自給農スクール、あずみの自然農塾など、菜園教室で質問される具体的な内容を中心にしています。
今回、1冊の本にまとめる機会が得れたお蔭で、頭の中がとても整理されました。
今回の公開講座では、菜園を始める際にもっとも気になる土づくりと菜園プランに関して、はじめて1本の講座にまとめました。
まとめてみて、気づいたのですが、自然菜園では、土づくりも菜園プランも違う内容ではなく、「野菜が自然に育つ」という同じテーマの内容で、切っても切り離せない密接な内容でした。
土づくりといえば、土に何かを投入して、野菜が育つ土を作ること。
菜園プランといえば、菜園が連作障害がでないように、ローテーションなどを野菜の配置を考えること。
と一見すれば違う手段でしたが、どうもこれは従来の化学肥料を使った栽培の話でした。
化学肥料や農薬の代替として、有機肥料、自然農薬を使えば無農薬栽培ができるかというと、そうでもないということがわかってきました。
最近では、自然菜園と化学肥料や農薬を使った栽培では、コンセプトが違うだけでなく、野菜が育つ仕組みそのものが違うような気がします。
化学肥料や農薬を使った栽培では、野菜は作りもの。管理するもの。
一方、自然菜園では、野菜が自然に育つような環境を整えていくこと。自然に沿うこと。
ずいぶんと違う感じがします。
その違いを認識することが、大切だと思います。
不自然な土づくりや菜園プランもありますし、自然に叶っていく土づくりと菜園プランもあります。
自然に育てることは、自然に放置することではなく、自然に沿って野菜を育てることです。
その手助けになる講座になればいいなーと思っております。
今年は、この公開講座もそうですが、1年間自然菜園的な菜園教室について言及し、行っていこうと思います。
自然菜園という切り口で、私自身勉強していこうと思います。
これからもよろしくお願いたします。
**************************
2013年度の自然菜園講座の一つ「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。
耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。
半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。
只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。
【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」
【拙著のご紹介】
『これならできる!自然菜園』
『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~
自然農・自然農法で家庭菜園をはじめたい、無農薬栽培の基本を教えてほしい方に、
2回に分けて、基本的な考え方と実際に行う方法を学べます。
前半は講座、後半は日頃疑問な点などを質疑応答を行います。
次回は、第2回菜園プランの立て方です。詳しくは↓
この春から畑を始める方、自然農法、無農薬栽培に興味のある方、
おもしろい野菜の話を聞きたい方などなど、お気軽にお越し下さい。
『これならできる!自然菜園』(農文協)の著者が教える!!!
『これからはじめる!自然菜園入門』
日程 ①2月 8日 (金)土づくり編
②月22日(金)菜園プラン編
会場 蕎麦とりい(穂高神社)
時間 15:30~17:00講座(15:00開場)
17:00~17:30質問応答
講師 竹内孝功(自給自足Life代表)
参加費 各1,500円(玄米いなり、お茶付き)+500円(テキスト代)
持ち物 筆記用具 、
お持ちであれば『これならできる!自然菜園』
■予約、問い合わせ 蕎麦とりい 0263-82-3039
(安曇野市穂高の穂高神社の北の鳥居のすぐそば、お船会館内です。)
私は竹さんのご著書を常に手元においている毎日です。
読めば読むほど、今の自分には今さらながら気づかされること多々あります。 今年のテーマとして根性のある「根」に注目しつつ昨年の教訓を生かしながらもっともっと自然の声に耳を傾けていきたいと思います。
いろいろ質問などさせていただくこともあるかと思いますがよろしくご教授願います。
どういたしまして。
私も本にまとめる機会を得て、頭の中がすっきりしました。
まだまだ駆け出しなので、今読みかすともう少しシンプルな入門書が欲しい感じがしております。
このブログのコメント欄には菜園のご質問大歓迎です。
質問は勉強になります。これからもよろしくお願いいたします。
本購入しました。どの内容もすんなりと納得できて
実践できそうです。
早速、レベル2と思われる土地の畝たてから
始めているのですが、
畝間の幅について疑問に思ったので質問させてください。
本にあるとおり、畝間に緑肥を撒きたいと思います。
通常より広めに通路幅を50センチとり、
鍬の幅で軽く起こして種を撒くとありますが
畝を立ててみた所、大きくなるまで踏まないようにすると、
手入れなどの作業の際に歩けるスペースはほとんど無いように感じました。
実際はどのようにされているかを教えていただければ
嬉しいです。
春の準備を始めていますが、畝の上においていた枯れ草をとったら、下にハコベなどの草が生えていました。枯れ草と共に取ってから浅く起こして肥料を入れた方がよいのでしょうか?それとも枯れ草はそのままにして種をまくところだけ枯れ草を取り除いたらよいのでしょうか?
教室に参加したくても距離的なこと・時間のことままなりません。
週末菜園ですので毎週写真を取っていますが、
通信を利用したお教室の開催予定はありますか?
ステージ2でしたか。今まで畑として働いていた菜園だったのでしょうか。ステージ2のミニトマトやダイコンなどがスムーズに育って安いと思いますが、
ステージ3の野菜によっては、1~3年くらいクラツキなどした方が育ちやすいものもあるかと思います。
通路は、50cmであれば中央に上幅18cm程度に緑肥作物のブレンドを播きます。そうすると、両脇に15㎝合わせて30cmの歩くスペースができます。
つまり、中央に1条生えてくる緑肥ミックスをまたぐ様に歩きます。またいで歩くことで、踏まずに歩くことができます。
いかがでしょうか。
ありがとうございます。
ハコベが生えている畑であれば、余程肥えていて野菜が育ちやすい環境になっている目安です。本でいえばステージ3の野菜が育つ目安です。ハコベの育つ大きさによって差はありますが、良い畑になっている証拠です。
肥料を入れ、耕すかどうかは好みです。
入れればいれただけ大きくなりますが、偏った肥料分は病虫害を招き、野菜の風味を損ね保存性を低下させるので私の場合、無肥料で育て、野菜の状態をみながら追肥のような形で補っていきます。
一番大切なことは耕す場合、草は根を残して刈り耕す両脇に避けてから、耕したい場所のみに留めて、土と枯れ草、ハコベなどすき込まないことです。
肥料があってもなくても、土と枯れ草、生きた草を混ぜてしまうと、すぐに種まき、植え付けはできません。
通信菜園教室については他の方からも要望があります。以前不手際でメルマガが休刊した経緯から、皆様に迷惑にならない内容でまた4月位からはじめられればと思っております。パソコンスキルがないものですから、技術的にどのようにやったらいいのかわからないといった感じで、後手後手になっていて申し訳ございません。
早速の返信ありがとうございます。
やはりまたぐのですね。
もしかしたら自分が本を読み違えているのかと
不安になったものですから質問させていただきました。
実際、畝をひとつ潰せば50センチから80センチにできるのですが、
そうすると草刈が大変でしょうか。
緑肥作物も最初は弱いので、大切に育てて、30cmを超すようになったら、下10cm以上残して刈り、刈った緑肥作物で野菜を草マルチしながら育てていきます。
今度出る雑誌『現代農業』(農文協で)で自然菜園の畝が紹介されると思います。
畝を活かすか、通路を広くするかは、草刈りの便だけでなく、菜園プランや菜園の規模にもよりますのでお好みで。
通路を広めの80cmにした場合、私は緑肥作物ミックスを2条に播きます。もちろん、1条でもいいのですが、その場合播き幅を18cmよりも広く25cmくらい広くする方法でもいいです。
通路を広くした分、緑肥作物の播く面積を多少広げて、草刈りを楽にし、草マルチの材料を多めに育てることができます。
なるほどー。よく分かりました。
育てる野菜の量と相談で決めたいと思います。
昨日も草刈をしていたのですが、カラスノエンドウのような
草の根に根粒菌がついているのを発見して感動したり、
牧草の根の量の多さに驚いたりしてました。
この本を読んでからというもの、草を刈る時にもったいない
とさえ思うようになりました。
野菜を育てることも楽しいですが、何より草や土、虫などの
自然の循環を感じられる作業がとても楽しく生きがいになっています。
質問にもお答えいただきありがとうございました。
またくだらない質問をすると思いますがよろしくお願いします。
そうですね。私も草が育つといつ刈って敷くのが、いいのか欲をかいてしまうことがあります。
菜園教室では、敷く草が欲しいとみんなで刈り合う場面も見られるほど、草の認識が変わる方が多く見られます。
お気軽に、これからもどしどしご質問ください。