本日、。
Azumino自給農スクールでは、自然菜園を学ぶ畑コースの他に、自然稲作を学ぶ田んぼコースがあります。
田んぼコースでは、無農薬栽培の稲作の基礎から、応用まで体験学習し、今年は合鴨だけでなく、鯉を一緒に放す「合鴨田鯉併用」を試みました。
その田んぼで育ったお米を美味しく食べるとぎ方を紹介しました。
今のお米は、砕けやすく、昔ながらのとぎ方では、お米が欠けてしまいます。
2日目に搗く、もち米は、1昼夜冷水に浸水させておくことで、蒸しあがりがよくなります。
初日の晩に、6種類のお米のブランドテストを行いました。
コシヒカリ、つや姫、農林48号、亀の尾、イセヒカリ、ハッピーヒルと自分たちの育てたお米などを一時に食べ比べ、
お米の微妙な、色、ツヤ、触感、風味など五感をフルに使ってのチャレンジでした。
6品種すべて当てた方も1名いました!凄いことです。
残ったお米は、自分たちで育てたお米、良く噛みしみてカモ鍋と一緒に美味しくいただきました。
2日目は餅つきです。
前日から臼(うす)と杵(きね)に水を張っておき、割れるのを防ぎます。
餅を搗く直前には、熱湯を張り直し、温めておくと餅がくっつきません。昔からの知恵です。
田んぼコースで採れた幻のもち米「白毛モチ」。
古代品種で、収量が少なく、倒れやすいので栽培者が少ない貴重品種です。
コクがあり、きめ細かく、伸びがいいことと、無肥料で育てやすい品種なので、
みんなで育てて、竈(かまど)で蒸して、お餅にします。
餅つき=鍬使い
全く同じではありませんが、腰と腹の使い方はよく似ています。
スクールでは、現代人が忘れてしまった身体の使い方を農具や餅つきなどの機会に見直します。
黒い玄米モチも搗きました!
黒米種「しなの深紅」というモチ種の黒米を玄米で搗くと紫のお餅になります。
当日、とても寒かったので、
安曇野地球宿さんの好意で、室内では、搗いたお餅を鏡餅にしたり、
友人の巖本ご夫妻のご協力もあって、「白毛モチ」のワラを使ってのしめ縄飾りを行いました。
年末年始の昔からの営みを体験出来る会になりました。
やってみると、お餅つきもしめ縄飾りもみんな楽しげで、集中しながらせっせと手分けしながら出来ました。
自給できる喜びを分かち合いたくて始めたスクールですが、思った以上にみんな喜んでくださるので嬉しいものです。
今年度も無事終わり、3月からの2013年のスクール準備を12月中に調えて、さらなる充実を練っていきたいと思います。
Azumino自給農スクールでは、食べるものをもっと身近に、美味しく、命をつなぐところまで体験を通じて感じていただけたらと思っております。
さらにパワーアップする2013年のスクールの各コースの生徒さん募集は1~2月末の間で行います。
自然育苗コース(旧:育苗コース)3~5月
自然稲作コース(旧:田んぼコース)3~12月
自然菜園コース(旧:畑コース)3~12月
自給農コース(旧:田畑コース)3~12月
来年度は、更に出版記念で、本に書いたこと、書けなかったこと、それらをわかりやすく体験しながら学ぶ場にできればと、準備しておりますのでお楽しみに~。
1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。
長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室
【拙著のご紹介】
『これならできる!自然菜園』
『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~
Azumino自給農スクールでは、自然菜園を学ぶ畑コースの他に、自然稲作を学ぶ田んぼコースがあります。
田んぼコースでは、無農薬栽培の稲作の基礎から、応用まで体験学習し、今年は合鴨だけでなく、鯉を一緒に放す「合鴨田鯉併用」を試みました。
その田んぼで育ったお米を美味しく食べるとぎ方を紹介しました。
今のお米は、砕けやすく、昔ながらのとぎ方では、お米が欠けてしまいます。
2日目に搗く、もち米は、1昼夜冷水に浸水させておくことで、蒸しあがりがよくなります。
初日の晩に、6種類のお米のブランドテストを行いました。
コシヒカリ、つや姫、農林48号、亀の尾、イセヒカリ、ハッピーヒルと自分たちの育てたお米などを一時に食べ比べ、
お米の微妙な、色、ツヤ、触感、風味など五感をフルに使ってのチャレンジでした。
6品種すべて当てた方も1名いました!凄いことです。
残ったお米は、自分たちで育てたお米、良く噛みしみてカモ鍋と一緒に美味しくいただきました。
2日目は餅つきです。
前日から臼(うす)と杵(きね)に水を張っておき、割れるのを防ぎます。
餅を搗く直前には、熱湯を張り直し、温めておくと餅がくっつきません。昔からの知恵です。
田んぼコースで採れた幻のもち米「白毛モチ」。
古代品種で、収量が少なく、倒れやすいので栽培者が少ない貴重品種です。
コクがあり、きめ細かく、伸びがいいことと、無肥料で育てやすい品種なので、
みんなで育てて、竈(かまど)で蒸して、お餅にします。
餅つき=鍬使い
全く同じではありませんが、腰と腹の使い方はよく似ています。
スクールでは、現代人が忘れてしまった身体の使い方を農具や餅つきなどの機会に見直します。
黒い玄米モチも搗きました!
黒米種「しなの深紅」というモチ種の黒米を玄米で搗くと紫のお餅になります。
当日、とても寒かったので、
安曇野地球宿さんの好意で、室内では、搗いたお餅を鏡餅にしたり、
友人の巖本ご夫妻のご協力もあって、「白毛モチ」のワラを使ってのしめ縄飾りを行いました。
年末年始の昔からの営みを体験出来る会になりました。
やってみると、お餅つきもしめ縄飾りもみんな楽しげで、集中しながらせっせと手分けしながら出来ました。
自給できる喜びを分かち合いたくて始めたスクールですが、思った以上にみんな喜んでくださるので嬉しいものです。
今年度も無事終わり、3月からの2013年のスクール準備を12月中に調えて、さらなる充実を練っていきたいと思います。
Azumino自給農スクールでは、食べるものをもっと身近に、美味しく、命をつなぐところまで体験を通じて感じていただけたらと思っております。
さらにパワーアップする2013年のスクールの各コースの生徒さん募集は1~2月末の間で行います。
自然育苗コース(旧:育苗コース)3~5月
自然稲作コース(旧:田んぼコース)3~12月
自然菜園コース(旧:畑コース)3~12月
自給農コース(旧:田畑コース)3~12月
来年度は、更に出版記念で、本に書いたこと、書けなかったこと、それらをわかりやすく体験しながら学ぶ場にできればと、準備しておりますのでお楽しみに~。
1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。
長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室
【拙著のご紹介】
『これならできる!自然菜園』
『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~
モチ種の黒米100%の場合と、2割白毛モチという品種を加える場合どちらもあります。
いずれにしても、黒米の玄米を少し搗いおき、出た「黒いヌカ」を蒸し器でお米と一緒に蒸してから搗くことがポイントです。
黒米は、必ずもち米種である点と、品種によっては100パーゼントでは美味しくない場合がございます。その場合は、白のモチ米の割合を多くすると食味が上がります。
もう一点、黒米をあらかじめ搗くということですが、二度蒸すということなのか?あるいは硬い生の黒米を潰してから蒸すのか?教えて頂けますか。
搗くとは、分づきのことです。
玄米のままよりも、少し傷がつくくらい軽く精米(搗く)と、黒いヌカが出ます。
その黒いヌカと、傷つけた玄米を一緒に蒸してから、餅つきすとると美味しく綺麗にできます。