無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

12/16(日)第9回講座「農業の今-これからの私たちの生き方」に参加して

2012-12-18 09:50:33 | 出張菜園教室
本日、

先日の日曜日、縁あって第9回講座「農業の今-これからの私たちの生き方」シンポジウムに参加させていただきました。

主催の信州自遊塾さんは、信州を愛する人々の中には、それぞれの分野ですばらしい活動を行い、ものを考え、作り出している人々のネットワークをつくり、新しい時代の人間の幸せを、真面目に楽しく、考え、学ぶ場をつくっており、今までに8回にわたりシンポジウムを3.11以降行っている団体です。

最初に、ケーナの演奏があり、今話題の映画『モンスタントの不自然な食べ物』のダイジェクト版が流れ始まりました。


第1部 講演「日本の農業の現実」というテーマで、講師に元県農業関係試験場職員 日本作物学会・日本雑草学会・日本育種学会会員 の堀内壽郎さんでした。

限られた講演時間に、農業の原点から、農薬、化学肥料、遺伝子組み換えに至る日本の農業の現状を教えていただきました。

講演後、先生から直接聴いた身震いを感じる一言をご紹介すれば、
「原子力汚染には半減期といって、時間と共に減少する傾向があるが、いったん自然にばら撒かれた遺伝子組み換えされた植物などの遺伝情報は、回収は無理で、どうすることもできない」と。


第2部のパネルディスカッション「土とともに生きる幸せ、安心安全な食べ物を」に参加させていただいた私の他に、
パネリストには、いつもお世話になっている安曇野地球宿の増田望三郎さん、
地元のブランド米専業農家の若手ホープ浅川拓郎さん、そして、信州自遊塾の塾長松本猛さんが司会で行いました。




第3部には、テーブルトークを行いました。

展示を行っている農業実践者9名のテーブルを選び、ワールドカフェ風のミニ分科会トークを行いました。


バジルクラブの鈴木さんは、カモの鎮魂祭風。


合鴨農家津村さんは、油の自給を前面に、トマトジュースなど農産物が並び、


安曇野農業経営の会さんのブース。


地元にいち早く移住し、移住者の先輩で、リンゴ・モモ農家さんの松村さん。たんじゅん農法やウーフを紹介していました。

パネリスト、テーブルトークに参加していたため、全部を客観的に見ることはできませんでしたが、
170名を超える参加者が、選挙の当日にも関わらず参加してくれ、大盛況な講座になりました。


2013年度の自然菜園講座の一つ

2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。

耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。

半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。

只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。

【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」


1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。

長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室

【拙著のご紹介】

『これならできる!自然菜園』


『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』

好評発売中~

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