無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

越冬ニンジンの収穫&自家採種の母本の選抜

2021-03-12 19:51:02 | 日々の自然菜園

いよいよ明日3/13(土)9:30~12:00『自然菜園流元田んぼの菜園化マニュアル講座』






今日は、自家採種を重ねている「横浜改良四寸ニンジン」の収穫&自家採種の母本選抜を行いました。






うちでは、このニンジンを春蒔き(晩夏収穫)、初夏蒔き(秋冬収穫)、夏蒔き(越冬春収穫)とオールシーズン育てております。

越冬ニンジンは、以前ブログでも紹介した、シカに侵入されたときに、食害にあいました。

梅の開花を過ぎるとトウだってしまうので、今晩からの雨が降る前に、収穫してしようと、試食として小さなものを食べてみました。

美味しい~。パリッと詰まったニンジンのフルーティーな香り共に、葉っぱはニワトリにあげました。
争っても喜んで食べてくれました。


中には、握りこぶし大のものもあり、ちょっと割れていましたが、スは入っていないようで、煮て食べたいですね~。


ゴロゴロ収穫できました。




色々育ててきましたが、今は、四季まきできる四寸ニンジンが定番です。

四寸なので、12㎝。ちょうど食べきりサイズです。
風味も抜群で、四季まきできるので、必要に合わせてタネ蒔きをして、収穫でき重宝しております。




収穫したものから、サイズやスタイル、根張り、葉の張りなどから自分が残したい自家採種の母本を選びます。








今年は、今までで、一番良い形に揃ってきたので、多めに2条母本を埋め戻し、自家採種をしようと思っております。


一輪車3台分位収穫できました。

暗くなってしまったので、今日はここまで。
明日、葉と泥を取り、洗い、長期保存できるように、肩を切り、冷蔵庫保存しようと思っております。

今晩の雨で、母本はしっかり活着してくれたらいいなーと思いました。

ニンジンは、通常1~2年の短命種子だが、質と保存方法を高めると、5~6年は保存できる。
今年は多めに自家採種しておこうと思います。

自然菜園スクール『自然育苗タネ採り集中コース』
も今週末3/14(日)から開校です。

講義:自然育苗、踏み込み温床、3種類のクン炭
実習:橋本式改良踏み込み温床づくり①(予備発酵)、クン炭づくり
の予定です。

今日明日で、踏み込み温床の材料集めと、ハウスの片づけ準備をしておこうと思います。
春になり、スクールが開校するとあっという間に時間が過ぎていきます。

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