2022年10月29日(土)
三角西港(熊本県宇城市三角町)は、三池炭鉱の石炭積出港として造られた明治の三大築港のひとつ。石積みの埠頭や洋館が残り世界遺産に登録された。
三角港から2.6km歩いて三角西港に着いた。真っ先に目に飛び込んでくる洋館。純和風の名で浦島屋。UPしていないが三角西港周辺には、これ以外にもたくさんの歴史的建造物があった。
浦島屋からの風景。天草諸島のひとつ大矢野島と天草五橋1号橋が見える。
石積の埠頭。オランダ人技師の設計により、大浦天主堂、グラバー邸、浦島屋を建設した人が756mの石積埠頭を造った。当時の施設がほぼ原形で残る全国唯一の港湾。
世界遺産の石積埠頭では、魚釣りをしている。
街の中の水を海へ流す排水路(写真右下~中央)も石積み。これも石積埠頭を設計したオランダ人の設計。
上の写真とは別の排水路。
旧三角簡易裁判所。三角西港の背後の山(丘?)を登ったところにある。国の有形文化財。
旧三角簡易裁判所がある高台から見た三角西港。宇土・天草地方の行政、経済の中心として栄えたが、鉄道が三角東港(三角港)まで開通したため衰退していった。
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