過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

棄民の国に生きる哀しみ

2021-12-02 12:00:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に対するエッセイです。
★食に関する記事ではありません。


有効な予約が無いものは、この先、1ヶ月は、日本に降りるチケットが買えない。
日本のパスポート、在留資格があるのに、母国である日本に、逃げて帰ることもできない。

戦時下でもないのに、高らかに宣言された『棄民』政策。それに拍手する人々の群れに、吐き気がします。

島国であるメリット、水際対策が待ったなしは、当然であると思います。
ですが、国際空港を選び、そこで入国と同時に、滞留施設に2週間、滞在を義務化する、という遣り方もあるのです。

感染が広がる国や地域から、安全な場所に、できれば母国に一時避難したい方を切り捨てる。こんな非道が許されるなら、国はいらない!

国の使命で異国に働く者も、個人の選択で異国に住まう人も、最後に頼る力が、差別なく迎える母国であるはず。
日本がしたことは、国家として国民の安全を保障する義務への裏切りと、呼ばれてもオカシクナイ行為です。

どうか、一時でも早く、棄民政策を改め、感染症対策に従った保護に、切り替えて欲しいと願います。

島国ニッポンだけ安全なら良いと思った方々。貴方や家族が、今、海外に居ると思ってみてください。その絶望感を想像してください。お願いします。

2021年12月2日 過労死予備群、謹書。

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障害をもつ子供たちの仮装を支援する、取組に拍手を!

2021-09-14 18:00:00 | 曇り空に旗をたてる
★食に関わる記事ではありません★

こんばんは。なかなか秋晴れにならない東京です。日々、新規陽性患者数が減少を続けているのが、夕方にきいて、息抜きになる情報です(微笑)。

あと、ひと月半は先の話をしましょう。緊急事態宣言が解除になっていると、信じながら。(ニッコリ)

十月最終のHalloween。宗教を顧みずのお祭り騒ぎに、与しないワタクシですが、楽しみにしているポイントがあります。
それは、車椅子を使う子供たちに特化した仮装への支援です。


(画像はUSA、shopDisney のwebから、私が写真撮影をしました。本記事に含まれる写真の出典は、全て同じです。)

Adaptive Halloween costumes と呼びます。障害をもつ子供たち用の仮装に使える道具を、毎年、Disneyの通販では取り扱うのです。


物によっては、ディスカウントもあるのです。いわゆる年落ちなら、お得だったりします。助成対象のお勧めもあります。
一般の買い物と、考え方は、一緒です。(ニッコリ)





特に、プリンセスのふわふわのドレスは、車椅子には、都合が悪い物ですが…。
この説明を見てください。
姿勢保持装置を搭載した車椅子でも使える工夫、背中側が全部開いて、車椅子のタイヤに巻き込まない工夫ができるデザインであることも、紹介されています。

この季節がくるたびに、私はDisneyとそれを支えるアメリカの良識ある市民に、拍手を贈ります。
未来に繋がる想いとして、多様性の許容は大切です。
障害を数えるだけではなく、共生を可能にするプロセスに目をむけたい!
差別を無くす行動は、小さな一歩から始められるのです。(微笑)


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20年目の911に寄せて

2021-09-11 09:11:00 | 曇り空に旗をたてる
9月11日が巡りきました。帰宅途中の愛車のラジオに流れた、驚愕のニュース。あれから20年、経つのです。
あれから、世界は混沌さを増してしまい、安全とは何なのか?と悩むことが増えました。
私は、自分の心の中の平和の砦を、一層強くしなくては、と思いました。正しく社会に関心を持ち続け、自分の周りの不正についても、ちゃんと見て、良くしていこうと。
無関心は、不正に加担することになるのです。改善できる力がなくとも、今の出来事は違うと思うと、誰かに伝えていくことはできます。
そうして、暴力や戦争ではなく、言葉で解決できることを増やしていきたいと、願っています。



■台湾から届いたエッグ・タルトを焼いて。ピオーネ、セカンド・フレッシュ・ティと。1970年台のミルク・グラスに盛る

(私の母は、よく私に言いました。『難しいことばかり言わずに、お茶しましょう。そしたら、いい知恵も浮かぶから。元気がでれば、別の見方も浮かぶから。』と。微笑)


貴方は豊かな国、自由な国からきた女性だから、アジア人でも、差別されないでしょ?と、国際会議の場で言われたことがあります。(苦笑)
いいえ、日本にはガラスの天井があって〜〜、なんて説明は無意味でした。

そう。。。
女子であるだけで、奴隷にされる国もある。男子に生まれただけで、5歳で銃をとり人殺しにならねばならぬ国もある。
兵役につかねば、公職につけない国もある。大学にいく奨学金を得るために、命懸けの最前線に16の子が放り込まれる国もある。
SNSに『真実』を書いただけで、投獄されたり、二度と帰ってこない国がある。

これらは全て、私が知る、体験してきた真実です。世界は不条理に満ちています。
だけど!
世界を変えなくちゃいけないと思っても、暴力で踏み躙ってはいけない! 言葉で、想いを尽くして、分かち合って、世界を変えていかなくてはならないと信じています。


20年目のあの日。彼処で逝った朋は、どんなに生きていたかったろうと思うのです。だから、暴力ではなく、言葉を光に変えて、解り合う努力を重ねていかねばならないと、私は願います。

20210911  過労死予備群 謹書

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自助にすがる以外に、まだヤレることが政治にはあるはず!

2021-08-18 17:17:00 | 曇り空に旗をたてる
く★時代に対するエッセイです★



東京に6日ぶりに、蝉の声と陽射しが戻ってきました。
ただ、風は疾く強く、急に陰る空は、本当の晴れではないと、伝わります。

昨日の総理会見を、見ていて。
結局、9/12までの自粛の強要以外、無策かと、悲しく思いました。

感染症のことだから、責任を問えるものではないけれど。
政治が先頭にたって、被害を小さくする【減災】の行動が遅れてみえるのは、国家の危機、災害時には、【政治による人災】といわれても、やむを得ないことと、思います。

政治には、まだ出来ることがあると、私は思います。
間違って欲しくない!
日本の政治家の得意とする、不祥事を詫びる土下座ではありません。オリンピックやって、予測通りに国内の感染爆発を招いて、想定外ですみません、と土下座されても、時間を戻すことはできないからです。

やったら、人の心に届く政策です。皆で乗り越えよう、皆で!と想いをかきたてる政策です。

・涙をのんで、パラアスリートにお願いして、命のために、譲ってもらって、パラリンピックを閉じて。そのために確保している施設、資金、ヒトを、感染対応に振り替える。
(パラリンピック・アスリート達は、命の重さ、スポーツできる健康の尊さ、人の命の価値、連帯の重さを、より深く知っている方たちだから。困難のはてに、今日がある事を知るからこそ、、、本当に申し訳ないことを、私は書いているのです。ごめんなさい。)

・施設のなかで、選手村を臨時病院に転用する。直近まで稼働していた食堂もライフラインも、医療設備もある。
個室、ベッドはディスポ、他と隔離が可能なゾーンにある。
ここに、中等度IIのリスクのある自宅療養者をあつめ、経過観察の医療者をおいて、管理する。
異変感知分は転院へ。湾岸部のオリンピック指定施設に。
・在宅療養者を減らすことで、在宅感染を減らす。集中管理することで、最小限の医療コストで死亡を防ぐ。
・限られた酸素吸入設備の、適応のためのトリアージに要する、心理的負担を軽減できる。
・いまさら、政治がいう酸素ステーションを作るなら、野戦病院と思えば、オリンピックヤードを使う。

これだけの、打つ手をくりだして。政治が方向転換する姿を示す。
更に、休業補償を一律に、国庫から負担する。速やかに。
そして、メッセージを届ける。今が、全ての力を傾ける時、だから、貴方も引いてください、と。


『こんなに増えたって、言っても、パラリンピックをやるって盛り上がってるし。テキトーでいいじゃん、勝手にやってろよ。何で、庶民だけ我慢してんだよ。』
『パラリンピックに子供いれんだろ? 平気じゃん。見にいこうよ? 感動しに。』
『今まで、虚しくても、命のために店を閉じてきたけど。いつまでも変わらない。もう、生きるために、店をあける。酒も出す。』

こういう声無き声が、市中にあれば、感染予防には穴が空きます。
締め付けるだけでは、ヒトは動かない。
一緒に、皆で背負おう、と思わなければ、続けられないと、私は恐れます。


届かない願いに、歯軋りする日。
東京の重症者は200を越しました。

政治がいう、死者が減れば、良いわけでは無い。感染者が増えれば、変異のリスクが上がる。デルタ株に隠れて見えないうちに、始まっているかもしれないことを、案じます。
科学の声を、聞いて欲しいのです。
(過労死予備群、20210818)



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桃を二つ剥く幸せ /現実の東京に目を向けてください

2021-08-09 08:08:00 | 曇り空に旗をたてる
おはようございます。
我が家周りの東京は、台風10号については、短時間の雨の心配だけで、すみました。先の被害があった熱海に、新たな災害がなくて、一息つきました。
台風9号は、日本海に廻るとのこと。被害が小さきことを願います。



6時。青空を見たので、何だか嬉しくて、桃をむいて、朝食のヨーグルトに盛りました。アレが終わったお祝いに、桃を二つにしました(笑)。
甘い桃に、ヨーグルトソースをかけたような比率に(笑)。ささやかな幸せを感じる朝でした(ニッコリ)。
どうか皆さん。日常の中で、楽しむことを見つけてください。



選手にも、大会を支えたスタッフやボランティアにも、それぞれの頑張りには拍手を。
ですが、お祭り騒ぎの傍、自粛は難しいと、誰でも分かる中、強行されたオリンピックに、私は同意できません。
やっと、お祭り騒ぎを煽る報道がきえて、ヒトが現実に気づく、きっかけが生まれるかもしれない、ことに、期待します。

お祭りのフィナーレと重なる三連休、旧盆の帰省、オリンピック関係者の全国への帰還。それ故に、まだ2週間は、全国的な新規陽性者数は減少しないのでは、と案じます。
どうか、そこから減少に転じて欲しい!
切に願います。

8時目前の今現在。ゲリラ豪雨に雷も重なり、窓辺に立つのが怖いような空。そんな甘い気分では済まないよ、と言われたような、慄然とする朝でした。杞憂であれと祈ります。
(20210809朝、過労死予備群 記)


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思考の奴隷化からの解放:young carerに対する大人の課題

2021-08-01 12:00:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に対するエッセイです。
★食に関わる記事ではありません

コロナ禍において、引き篭もる大人、家族介護の問題がクローズアップされる中、『ヤングケアラー』という言葉に、急激に関心が集まっている。
海外では2000年始め頃から、日本では2014年位から、折々取り上げられてきた、解決し難い課題といえる。

様々な、取り上げられ方があるが、私は、家庭内労働搾取の対象であった女性を、教育の場にだし、社会を変えようと、80年ほど前に設立された財団の、まとめ定義を、引用する。


ヤングケアラー(young carer)

病気や障害のある親、祖父母、兄弟等家族を介護する若年者。介護が長期にわたったり、年齢や成長段階に比して負担や責任が重すぎると、介護者自身の心身の発達や友人等との人間関係の構築、学業との両立に支障をきたしたり、進路選択に制約をもたらす場合がある。英国では18歳未満をヤングケアラーと定義し、20年前から民間団体が支援に取り組んでいる。一方わが国では、家族介護を担う15~29歳の若者が17万人を超えることが昨年初めて明らかになり(「平成24年就業構造基本調査」総務省)、その存在がようやく認知され始めたばかりだ。ソーシャルワーカー等の3人に1人が「子どもが家族のケアをしていると感じた経験」を持ち、孤立無援の状態にいる例も報告されている(「ヤングケアラーに対する医療福祉専門職の認識」澁谷智子、2014)。若年者に特化した支援システムの整備のためにも、実態把握が喫緊の課題だ。(2014.10)

■公益財団法人 日本女性学習財団のwebから完全引用させていただきました。(20210801当日の掲載内容)


自らが保護され、成長と教育を保障されるべき立場にあり、選択の自由をもつ未成年者が、労働搾取されていること、と、まとめるだけでは足りない。
家族に対する愛や責任、という無言の圧力で、正当化されて、疑問を持てなくなることが、『思考の奴隷化』という最悪の結果をまねくと、私は考える。

そして、かつて『女性』も同じように搾取されてきた、長い歴史がある。ゆっくりとだが、資本主義国の多くでは解決の途上にあることをみれば、young carer課題も又、解決への歩みを始められると願う。


(昭和の大家族を支える、大鍋に、見覚えはありませんか)

この課題が取り上げられると、必ず、反論が寄せられる。

『日本の美しい伝統では、ずっと多世代同居が当たり前で、自分も爺さん婆さんの世話をしたけど、ちゃんと大人になっている。気にしすぎだ。』

この反論には、簡単な答えがある。
何人の大人と子供がいたか?だ。
young carerは、一対一、ないしば、多数の大人と一人の子供に対して、生じる課題である。
不利益、搾取されていると、子供が気付けない環境に置かれていることが、虐待の構図と変わらない。


それでは、家庭の外にいる第三者は、何ができるか?
①搾取対象の未成年者を、家庭の外に引き出すことが、始まりである。
②未成年者の代わりに、どれほど拒否されても、プロフェッショナルな介護者を家庭に、追加する。ないしは、要介護者を病院や施設に保護措置をとる。費用負担は行政が負う。

③未成年者に、他の生活、選択肢を体験させる。言われなき罪悪感を取り除くために、傾聴を経て、心理カウンセリングにつなげる必要もある。
④搾取主に対する意識改革(難しい)が成功しなければ、未成年者と隔離する。

⑤young carerであった未成年者同士による、ピア・サポート・ミーティングを定期的に、繰り返し実施する。→罪悪感や孤立感を共有し、自己許容への橋渡しを企画する


●子供の気持ちにたてば……。
自分が、家族に期待される役割を果たす、良い子だったはずなのに。
そこから引き離されて、別なことをしろ、学校に行け、遊べと言われても、訳わからない。お婆ちゃんは、弟は、私がいなくて、どうしてるだろう?
みんな困ってるよ! 私は酷い奴だ!ごめんなさい。役立たずだよ。

ここから、未成年者を解放しなくてはならないのです。
児童の労働搾取だけでは無い。奴隷化した思考を変えていく手助けが、大人がしなくてはならぬことです。人は、生まれながらに、自ら決める権利を持つ個人、だと、わかってもらう教育が大切です。

敵を見る目で、保護団体の大人を睨む子供を、受け止めて、一人で居ても、したいことをして居ても良いのだと、分かってもらう。子供も大人も大変な一歩。
しかし、社会が、大人が解決しなくてはならない課題なのです。


皆さん、ちょっとだけ、お節介な隣人になりましょう。嫌われる事、間違いなし!(笑)
ご近所に、出歩かなくなった誰かは居ませんか? そのお家の子供は、集団登校にいますか? 昼間、その子を見かけますか?
親一人子一人の暮らしのおうちは、子供が地域の子供会にでてきていますか?

もし、あれっと思ったら? 
しばらく注意して見ていてください。
一月たっても、様子が変わらないなら、次の段階に。
地域の町会、子供会の集まりに、話題にしてください。学校でも良い。地域の話題の場所にあげる事で、子供を保護しやすくなります。
(親御さんには、家庭の事情だから、放っておいて。迷惑。勝手なことしないで、等、言われるのは覚悟して。)
誰かに気づかれると、転居していく親は、残念ながら、搾取と虐待の確信犯です。この場合、個人の努力だけでは解決は難しい。ですが、どうか、地域の見守りを、あきらめないで、いきましょう。

流行り言葉として忘れてしまわないでください。これは解決が難しいけれど、身近にある課題なのです。
20210801  過労死予備群、記。

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花を見て願う。オリンピックは日常の中で!

2021-07-15 17:17:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に対するエッセイです★
★食に関する記事ではありません★



雨上がりに、ふくよかに開く、むくげの花々。
朝、我が家で『ウワァっ、綺麗』っと声がでました。
お向かいの庭先で、枝切りをしていた旦那さんが、こちらにいらして、道路から褒めてくださって。
4〜5m離れていても、庭先ゆえにマスク無しなことを、お互いに詫びて、離れました。

庭先の花が開いても、心躍り、歓声があがるのです。
喜びは、分かち合いたいものです。
それは、国籍も文化の違いに関係ないのだと、思うのです。

だから、オリンピックを見る人が、心配なのです。日の丸をつけた選手に、胸掴まれる日本人は、当たり前なのです。

やった! おめでとう! よく頑張った! 感動した! 元気をもらった!

叫びたい。皆で感動を分かち合って、乾杯したい。ずっと我慢してきた、いま自由だ! 

………長い自粛のあと、オリンピックがついに来た、と。祭りができると、思う人々を止めるのは、とても難しいと思います。
でも、叫ぶなら、家で。
毎日、暮らす、日常のなかで、祝ってほしいのです。
分かち合うのは、日常のなかで!
街に出ないで。
毎日あう人であっても、2m15分以上、近づかないで欲しいのです。
乾杯して、すぐに離れるなら、いざ知らず、座り込んで呑むのは、アウトです。それが水でも、変わらず、ダメなのです。

日常を踏み出さない!
それを守るだけでも、感染予防の大きな砦になるはずです。

皆さん。どうか、日常の中でオリンピックを見てください。一人だったとしても、そこに喜びを満喫してほしい。

ワクチンによる公衆免疫が成立しない都市で、日常を踏み出さないで。どうか、皆さん、守ってください。
TOKYOは、シュミュレーション通り、感染爆発に向かっています。止めるのは、今なんです。今!

20210715  過労死予備群

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外呑み制限のために、夜間、コンビニやスーパーの冷やし売りを、我慢できませんか?

2021-07-09 05:43:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に対する考えを書いています★
★食に対する話題ではありません★

おはようございます。
感染の波のうねりに、あちこちの自然災害を案じるなか、オリンピックに向けての思惑が交錯する、混沌を、ニュースが伝えています。

やっとのことで、緊急事態と蔓延防止の指定になる、一都三県は、無観客が決まった、オリンピック。
会場に向かう、人が動く、大きな流れに、一つ歯止めが入ることを、良しと思いました。

次にしなくてはならないことは、オリンピックをダシにして、騒ぐための集合を、止めること。
ワールドカップのあとの渋谷の街を、各地のスポーツ・バーや広場の騒ぎを、止める、有効な方法を、早急に立てることだと、私は思います。

オリンピックは強行されるから、そこで起きる感染は、IOCが責任をとるだけのこと。
開催する日本で、オリンピック由来の感染が市中に広がらないよう、努めるのが、日本の政治と、行政が出来ることだと、私は思います。



7/12から40日ほど、4度目の緊急事態宣言をすると、総理が昨夜、話していました。
心に届かない言葉を、聞きながら、私は考えていました。

何故、わからないのだろう?
今日から、始めなきゃ、危険なんだ、と思わないから、人の動きは、変わらないのだと、いうことを。
自分が、あと、何を差し出したら、みんなが楽になれると、頼まないのだろうと?


ワクチン接種の動きに、水をさして。
注意万全の飲食店に、戻り始めた真っ当な客に、酒飯停止で家に戻れ、という。
片手で、オリンピックで胸を高鳴らせ、と政治はいう。
その結果…… 興奮した、ワクチン未摂取の若者が、街に飛び出すのは、想像できる。

だから、私は提案したい。政治に補償を持って、依頼して欲しい。

オリンピック期間には、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど、全ての飲料の冷やし売りを、夕方から夜間にかけて、停止して欲しい。
アルコールは24本の箱売りのみ、店舗では冷やした6本売りは、夕方からはしない、ことに協力を乞いたい。

水だけを除いて、外で飲んだら、美味しいものを売らない、という手が、まだある。
屋外で、集う楽しみになる力を、オリンピックと共におかないこと。これが、外呑みの抑止力の、小さな一つにならないか?


アルコールがなくても、ノンアルコールで騒げる世代がいることを、政治は気づいて欲しい。
飲食店にいかなくて、99円のPBビールやサワー缶で、十分な人が多数いることに、政治は気づいて欲しい、のです。


自分の生活に、不便になる。私権の制限になることを、心から嫌悪する。
ならば、せめて、市民と街を守ろう。

飲食店の酒販を止める以上に、『町呑みを止める』明確な手を打って欲しい。
政治は、自ら痛みを負って、先頭に立って! 
酒飯会社を吊し上げるより、有効な手が未だ在ることに、気づいて欲しいのです。

20210709   過労死予備群


追記:お祭り会場付近で、缶や瓶のアルコール飲料を売らない規制をかけるのは、海外では、よく在る風景です。ゴミを投げ込む危険を除くためです。
ただし、これをやると、次は、小さい袋に入れた飲料を、売り歩く、転売ヤーが、必ず出ます。
それだけ、対策は難しく、いたちごっこ、なのです。
ですが、対策をこまねいているように、見えたら、感染を止める力にはならないのです。




雨に濡れる、五葉松と睡蓮。
この静かな風景にも、育つ願いは、熱くあります。
静かさの中に、応援する熱情をこめて。
家で、ディスプレイごしに、オリンピックに向き合いましょう。

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献花:76回目の沖縄県慰霊の日に

2021-06-23 18:27:00 | 曇り空に旗をたてる
★食の話題ではありません★



青空を目指す、ハイビスカスを一輪、皆様に捧げます。

日本軍による組織的な戦争が終わった日から、76回目の今日がきても、米軍基地が在り続けて、戦争の跡が終わらないことを、残念に悲しく思い続けています。

『ひめゆり部隊の最後』を小学校2年生で読んだ日から、私と沖縄は繋がっていて。正しく学び、正しく考えなくてはならないと、私に教えてくれました。

沖縄と戦争は、広島長崎と戦争との関係とは、また違う重さをもって、私がモノを考える根底を支えてくれた巌でありました。

2021年、コロナ禍にある沖縄県に伺うことはできないけれど、こころは共に在ります。
50年目、60年目、70年目。節目ごとに、沖縄で出会う方たちの表にある気持ちは変わっても、沖縄には今も戦争が在る、という意識は変わられていない、と思っています。何も出来なくても、忘れずに一緒に見ていきたいと、心しています。


科学が警鐘をならし、民意が止めて、と言っても、なし崩しに突き進む、オリンピックへのカウントダウン。
第二次世界大戦も、同じようにして、止められなかったのだと、私は、今年初めて気づき、虚無感に襲われました。

国民が食べるものがなくても、日本中の選ばれた都市が焼かれても、沖縄、広島、長崎に、消えることがない破壊をもたらしても、終わらなかったのだと。

同じように、コロナ禍の今も、
オリンピックの後、ワクチンによる公衆免疫が成立する前に、もう一度、高波がくるのは、戦争のときと同じかもしれない、と哀しく息をのみました…。

止められないかもしれないと、解って尚、私は、諦めたくありません。
戦争も感染拡大も、いずれも人による禍です。一人一人が変わり、権力をもつ者を動かす力になることを、切望します。

●ユネスコ憲章前文から
『戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない。』

That since wars begin in the minds of men, it is in the minds of men that the defences of peace must be constructed.

誰か、ではなくて、私が、一人一人が行動するのです。感染予防には、個人が出来ること、これからも、あるのですから。(微笑)

20210623  過労死予備群 謹書



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市井の幸せと、かけ離れたオリンピック

2021-05-25 06:06:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に対する、エッセイであり、辛口表現を含みます★
★食に関する話題ではありません★

IOCはオリンピックをやるのが使命でしょうから、何があっても、やるんだ、とアピールするでしょう。
都民であり、職務として難事に関わる立場にある一人として、私は、二つの言葉で、アピールしたいと思います。

■オリンピックより、我が子の、我が孫の、運動会が見たい。一緒に応援したい。

■安全安心な大会を確約すると言うなら、今日、今すぐに、東京に適応してください。皆に安心な暮らしを。私達を自由にしてください。

このアピールに対して、日本の政治家は、口にもしません。
その答えに真実があれば、人は従うのだと、私は思います。市民が、我慢し続ける、犠牲を払い続けるには、その先が必要です。今の日本の政治には、上のアピール、市井のささやかな望みを叶える力が、感じられないと、私は思います。
国を導く力を付託しているのであって、権力を与えたつもりはありません。

政府の参与クラスの立場にある方が云った、「日本の感染数は少ない。欧米に比べて大したことない」と言うのは、本質からズレていると、私は思います。
『感染数が欧米に比べて少ないのに、コントロール出来ない』ことが、問題なのです。

酒販の飲食を、4週間、停止して、絶大な犠牲を払わせても、まだ、コントロールできない。コントロールする方針を示せない政治に、普通に暮らす人々は、不信を持つのです。
2m 15分未満を徹底して、ワクチン接種による社会免疫の成立まで凌ぐしかないなら、それを正しく伝える方が良い。適当なその場凌ぎでは、解決につながらないのです。

一年半、頑張ってきた、仕事ニンゲンの一人として、政治に携わる者に、せめて、命を掛けた言葉を口にして欲しい!と願います。社会を動かす言葉を!



街て見かけた、蛍袋。
この遣る瀬無い時代に、植物は救いをくれます。周りの不実を見ずに、正しく信じて生きなさい、と感じるから。

20210524  過労死予備群 謹書

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