過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

筍三昧 その一:先ずはお約束(笑)

2016-04-25 19:48:00 | 日いづる国の伝統食
筍三昧をするにあたって、ひとつだけ残念なこと。木の芽がなかったのです(しょんぼり)。去年の夏の猛暑で、我が家の30cmばかりの山椒の木はだめにしました。夜遅くのスーパーにも見当たらず、でした…。



■若竹煮
■筍の付け焼き、本枯れ鰹節まぶし
■堅筍の旨辛煮、スイートチリ和え

先ずはお約束の、伝わる味から(ニッコリ)。



■若竹煮
[作る]
1)いい昆布出汁を、濃いめにひく。日本酒少し、一塩、味醂で吸い地に調味し、切り分けた筍を、おとし蓋をして、ことこと煮る。途中で半醤油を加え、含ませる。
2)鳴門の若芽は塩出しし、軸をとり除いて、食べよく刻む。
3)筍が食べ頃になったら、残りの半醤油をさし、香りを整える。その後に、若芽を加え、さっくり火を通す。煮立てない。


■筍の付け焼き、本枯れ鰹節まぶし
[作る]
1)下茹でした筍の穂先にちかい部分を、薄切りする。
2)昆布を日本酒で湿らせ、筍を挟む。硫酸紙に包み、乾燥させないようにして一晩おく。
3)昆布から剥がし、醤油をはけ塗りしながら焼き付ける。かきたての本枯れ鰹節をまぶす。

日出る国の季節の味です(ニッコリ)。



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自ら掘った筍を下茹でする♪

2016-04-25 18:09:00 | 日いづる国の伝統食


帰宅して、順番に下茹でしていきました。大きさが様々でしたから、三度にわけました。勿論、寝不足です(笑)。
ですが、はじめて自分で掘ったのですから、愛着が勝ちました。
(到来物を茹でるのと、気持ちの深さが違うのは、面白いものです、苦笑)

土を洗い落とします。堅い下皮を数枚だけ、剥きました。
時間の経ったものや大きいものを下茹でするときには、筍皮に縦に切れ目をいれたり、頭をはねたりするものですが、今回はしませんでした。
皮を剥がずに丁寧に茹でる(笑)。美味しく味わい尽くそうという気持ちです。手間が味に直結するからです。

茹で時間や、茹で水は変えましたが、共通するのは次です。

○鍋が沸騰したら、吹き零れないように弱火にして煮る。
○茹で水が足りなくなれば補う。
○香りが甘くなり、竹串がすっとはいれば、火を止める。その茹で水のまま冷ます。
○皮を剥いてから、水に浸して、保存する。冷蔵庫でも2日ほどで水替えする。さっさと食す(笑)。

大:米の磨ぎ汁に糠を少しだけ。今回は90分ほど茹でました。(注・鍋の大きさにより時間はかわります。)

中以下は、糠もいらない鮮度でしたので、米を一握りほど加えて茹でました。中が30分、小が20分かからずに、下茹でできました。

その後で、お分けしても、なお、我が家は筍お大臣でした(笑)。
かくして、筍三昧の食卓が待ってます(笑)。くどいようですが、寝不足でした(爆)。それでも頑張る……食欲って素敵です(笑)。


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春の狩その2:筍を掘る!収穫とはじめての味

2016-04-25 17:06:00 | 植物日記(季節のある暮らし)
★筍の話に戻ります★



じゃん!我が家の収穫です。
写真下部、比較対象です。私の靴のサイズが23cmですから、大きいものは35cmクラス、最も小さくとも25cmありました。

親切な農家さんで、掘った筍が小さいと言う方のを、大きいものと替えてくださっていました。
我が家は己が労作(笑)を、ワクワクと持ち帰りました。



掘りたてなら生食できると、ネットに流布していました。その話を農家の方にしたら、「自分達はやらないけれど、試してください」と小ぶりの筍を剥いてくださいました。
お言葉に甘えて、その場で切り出して、食べてみました。

さくっと包丁が入ります! わぁ、この手応えが掘りたてっということなのですね!
薄く切り出して、あむっ。
さくっと噛めます。あおい香り、まさに竹を割った時の香りの水気がふきだします。でも美味しい味ではない(笑)。生きている植物をかじったこと、まさにその味です。

火をいれることで、筍になるんだ! 当たり前のことを再認識しました(笑)。
体験できるって、素晴らしい。鵜呑みにしたり、否定したりせずに、疑問を解くことができました(ニッコリ)。

おまけに小さな筍までもらって帰りました。楽しい豊かな経験をさせてもらいました。
■筍掘り 体験企画:いちごの里 湯本農場 (栃木県小山市)


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アマレット浸けのプルーンで大人デザート♪

2016-04-25 10:37:00 | 美味しい食
★飛び込み記事です。モニター期限に滑り込みます(笑)★



■アマレット漬けプルーンをヨーグルトに混ぜる:おうちにアルモンデ大人デザート

そのままで美味しいカリフォルニア・プルーン。毎日、美味しく摘まんでいました(笑)。
このこくのある甘苦さをお酒と合わせたら、それだけで、一品になるっと思いました。



■カリフォルニア・プルーンのアマレット漬け

アマレットはアーモンドやナッツの香りをもつ、華やかなリキュールです。暖めた牛乳におとして、眠れぬ夜の安眠材にも使われます(笑)。
甘くて、ほろ苦い風味が豊かです。



気に入りのアマレット・ディ ・サロンノに、プルーンを浸して、一日以上、漬けおきます。

そのまま紅茶におとして、プルーン・ティとしても、大人時間を楽しめます。



自家製ヨーグルトにおとして、甘く香り立つプルーン・ヨーグルトに。手軽に大人デザートが仕上がります。
小さい人が舐めたくなる味ですので、ご注意下さい!リキュールのアルコール度数は28%です。

[材料]
プルーン 5粒
アマレット プルーンが漬かる量
ヨーグルト お好み量で
[作る]
アマレットに漬けたプルーンを、ヨーグルトに混ぜる。


美味しいプルーンはシンプルに活かすものです(笑)。本当は、この先にホットケーキに焼き混もうとしていたのですけど(笑)、時間切れでした。
ごちそうさまでした。


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プルーンの料理レシピ



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春の狩その2:筍を掘る!体験

2016-04-25 07:06:00 | 美味しい食
★所用で立て込んでいて、記事更新が停滞してます。ゆるりとお付き合いください。m(_ _)m ★

さぁ、自分達で試します(笑)。筍を探します。昔々、某グルメ漫画で聞き齧ったのは、地下足袋の薄さで分かる程度でなくては!でした。
農家の方に一笑にふされました。
育って分かる味があるから。小さいのは手間ばかりで、味の性もまだまだかな、と。あくがあるのは、生き物だから。それも味のひとつ。おかあさんが、料理してくれれば、それぞれ旨いんだ(笑)、と。
(えっと、この会話のおかあさんは、私を向いて発言されましたね!(笑))

ああ、本当だ。このすがしい香りのする、ふかふかのスプリングのような手入れされた土に生まれ育つ筍を、食べてみたい!(ニッコリ)

食べるためには掘らなくちゃ(笑)。



なかなか見つからない筍(笑)。でも、ひとつ見つけると、次々に気づきました。先ずは小ぶりの頭を掘ることに。



葉の向く方向から、根がある場所を推測して。
廻りを掘りこんでいきます。根があるところと、土のところは、掘った時の音が違う!(ニッコリ)
くわを降り下ろそうとしても、狙った場所にあたりません(笑)。近場から、あてていきます。



採ったどぉ! わぁあ♪
あおい香り! すがしく瑞瑞しい香り。
一騒ぎ(笑)してから、掘った穴は丁寧に埋め戻します。



今度は、大きめのに挑戦(笑)。



農家の方の指導で、スコップで廻りを掘り広げていきます。
ねねっ! 見えてきたでしょ。



どぉん! 立派です。



わぁわぁ、きゃあきゃあ(笑)。
筍を探すだけでなく、私もくわを持ってみました。
さっと降り下ろして、目標に落とすのが難しい。まだまだ、年期が必要ですぅ(笑)。

絹糸のような小雨がふるなか、竹林浴(笑)を楽しみながら、掘っていく楽しさ。
でも、商売として数を揃えて出荷するのは、とんてもなく大変なこととわかりました。



農家のおかあさん(ニッコリ)とお話ししました。根が詰まってしまうと、風が通らず、日もささなくなり、健康な竹が育たなくなる。間引いた竹はそのままではゴミだけど、乾かしてから、山形から取り寄せた機械で、竹を粉にして、落ち葉と混ぜて、土に漉き込む。そうすると林に還って土になっていくそうです。
秋になり、太く育って、背も延びた竹は、私らでは切れない。細工屋さんがボランティアで入って切ってくれて。竹箒を作ってくれる。その人が作るのは性(しょう)がよくて、使いやすいって良く売れてね。うちは助かっているの。あの高さの竹から、いい節のところだけを選んで箒にするからね。
竹林は一年中、手入れしないとね。

うんうん。わかります。たかぼうき、とよんでいたのは、竹箒だったのです。庭の落ち葉を集めるのは、たかぼうきじゃなくちゃ。ひねて曲がると使いにくくて(笑)。学校にあるのは、先がボサボサだった(笑)とおもいだしました。

皆が循環して、林や里山を生かしている。大事なことを思い出しました(ニッコリ)。

そして、どんどん思い出します(微笑)。祖母が繰返し、ちびの私に話した言葉。
地震がきたら、靴をはいてね。裏の北の竹林ににげなさい。そこは、地震から守ってくれる場所。根がはっているから、地割れしない。ここへ逃げるのっ、と。祖母はその祖母に伝えられた話から、関東大震災の話を聞いていたそうです。
春になれば、庭師のお爺さんが、竹の根切りにやってきました。鉄の槌みたいな道具を打ち込むのです。竹は広がっていこうとするから、根を切らなくちゃならないんだよ。大奥さんが竹林はなくちゃならないと言われるから、大変なんだよ。

付いて歩くちびに、払った若竹に刃物を入れて、水差しやコップ、箸を作ってくれて。水をいれて飲むと、あおい味がして。一日限りの竹のお道具で、ママゴトをしている私がいました(微笑)。
紐をもらっておいでなさい。今年の七夕様の笹に目印をつけておきましょう……リボンを巻いた竹は、ちびの私の膝までもなかったのに、七夕様の頃には垂れる笹竹になっていました。

筍掘りにきた私に、ちびの日の私がみえる。何年も忘れていたことが、筍の香りに呼び覚まされた時間でした。



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