
ガラスの聖女は、冷たいはずなのに、ほのかに微笑む、暖かさがあるように感じます。私は左から二人目の聖女に逢いにきました(ニッコリ)。


ガラス工芸の魔術師ラリックが、友の家族を悼み、長い時間をかけて、贈り続けた作品で作られた教会が、島には今も残り、現役でいます。


ガラス工芸のクロスの精緻なこと。こんなに綺麗に人生を送れなくても、許してもらえるような気持ちになります。(微笑)


ガラスの百合の花で、区切られた小部屋の中に…。


聖女は静かに立ち続けて、祈りを聞いていると、私は思っています。


ラリックのガラス工芸だから、きっと同じ面をしているはずなのに、違う力を感じる不思議さ。
光と影のなせる技か?
いいえ、私の心の揺らぎを映しているのだと、思うのです。
ラリックのグラスと対峙できる、贅沢な祈りの時間です。どうか、変わらぬまま、博物館に行かずに、祈りを聞いていてください。(微笑)
■grass church, Jersey
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