出先から、郷土の食を持ち帰り、おうちごはんで試してみる(笑)のが、長年の習慣です。
今回は、『近江の赤こんにゃく』を持ち帰りました。この赤色は、製造過程で使われる酸化鉄によるもの。織田信長の派手好みに由来すると言われていますが、史実はありません。
昔ながらの関東のこんにゃくとは違い、土の匂いがほぼ無く、歯応えといえる弾力があります。
[作る]
一度、茹でこぼしてから、角に切り分けます。鰹節と昆布の出汁を強めにひき、味醂、日本酒、生姜、醤油で調味して、じっくり煮ます。途中で、追い鰹も。
一度冷まして、味を含ませて。再び、温めて、供します。甘味噌を添えると、精進料理のご馳走になります。
温め直しをしても、色抜けもしないし、弾力性は損なわれず。薄切りするのが、食べやすいと思いました(ニッコリ)。
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