過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

江戸時代から続く、さくらそう・つつじの名前に微笑む

2022-04-27 04:44:00 | 植物日記(季節のある暮らし)
おはようございます。火曜夜から今朝にかけて、恐怖を感じるような突風が続く東京です。メイストーム(May storm. 5月の嵐、和製英語)は被害が出やすいもの。皆様、お気をつけて!


快晴の夏日であった週末に、神代植物公園に立ち寄りました。
先ずは『さくらそう』を愛でます。
江戸時代中期、お江戸の人気を集め、品種改良が進められ、鑑賞会も開かれていた花です。
写真は、江戸時代に作られ、今に残る鑑賞棚です。揃いの鉢が『さくらそう鉢』で、花を愛でる条件が揃うようにと、シンプルに焼かれた陶器です。

条件を揃えて、鑑賞する習慣があることが、お江戸の市井の人々の暮らしの艶やかさを感じさせる。嬉しいことです(ニッコリ)。


盛りの始まり!神代植物公園のつつじには、仮設展望コーナーも設置されました。
品種ごとの咲き時期ながら、豊かに咲いたっ!と言える幸せな風景です。


二週間前の満開だった桜の大木は、今は緑の中に紛れてしまいました。
緑のグラデーションに、見惚れる時期です(ニッコリ)。


花を愛でるとともに、名付けの妙を味わうのが、私の楽しみです(笑)。
■酔楊妃(すいようひ)
楊貴妃が酔えば、さらに艶っぽい?(笑)
この花が咲くと、そんな気持ちになるのでしょうか。うふふ。


■老の目覚(おいのめざめ)
美しさとか、花を育てる難しさとか、老いて尚、気づきがあったのか? 目覚めの言葉は、何かに覚醒したか?も想起。花は静かに咲くだけでしたが。(微笑)


■酒中花(しゅちゅうか)
艶やかな花が衰えない様を、水中花以上にと願ったか。



■暮の雪(くれのゆき)
暗めの緑に、積もる雪のような花。マットな白に、清潔であれ、との願いを感じました。
満開で華やかだけが、花ではない。木との対比とバランスを考えた命名だろうかと、見惚れました。



刻々と花が重なる時期。見上げる空と大樹がある幸せ!
安心して空を見上げる気持ちの有り難さを、この2ヶ月、毎日思います。ウクライナの空に、願っています…。
■神代植物公園、調布市


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