過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

郷土の人気パンを食してみる

2024-10-08 13:35:00 | 美味しい食


滋賀県長浜市木之本のつるやパンで、人気のパンを2つ、買ってきました。ピンクのコッペパン型のビニール袋が可愛いです。
『あなたの思い出のパンでありたい。』
1951年創業のお店のキャッチに、ほろっとしました(ニッコリ)。


▪️サラダパン
学校給食にパンが出されるかも?
おむすびみたいに、甘くないパンが欲しい。
そんなニーズにあわせて、
1950年代、サラダ油の人気があがり、そこから生まれたマヨネーズを使ったパンが始まったそう。体によくて、マヨにあうから、キャベツも挟んだパンが人気になっても。水が滲み出てしまうからと、一捻り。沢庵を挟んだコッペパンが誕生したのが1962年との話です。

このお店のパンは、ほのかに甘い。しっとりした玉子気配は少ないマヨネーズ風クリームの中に、細切りして、発酵香のあまりない沢庵(むしろ、大根ピクルス)が挟んでありました。
一生懸命、工夫した昭和のパンと思います。運動会のパン喰い競争に似合いそうなパンでした。


▪️サンドイッチ
柔らかい丸い食パンに、あっさりした薄切りハムと、玉子気配は少ないマヨネーズ風クリームが挟んでありました。
小学校低学年の子供が、両手でもつに相応しいサイズ感。袋を開けて、パンを取り出しやすい力加減も、優しい工夫を感じました。



▪️カステラサンド
店頭に、パンをモチーフにしたガチャガチャがありました(一回500円)。
あぁ、なるほど。ほの甘いカステラの真ん中に、甘いクリームを挟んだ、大きなパンがあるのでしょう(ニッコリ)。

かつて、地方都市の駅前にあるパン屋さんには、こうしたパンがありました。遅くなって帰路を急ぐ時。お腹も気持ちも、満たしてくれる、そんな懐かしさを思い出しました。

東京に暮らしていると!今時のパンも、異国のパンも、買うことはできます。
されど、チビの日の思い出の中のパンが、今でもあって、それを微笑みながら食すことが出来るというのは、なかなか無いのです。走り過ぎていないか、ふと、考えてみた朝でした。ありがとう。


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