トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クサカゲロウ出た

2016-02-22 | 小父のお隣さん
 竹林整備の途中、林縁を飛び出た虫がいる。蝶のようだが蝶でないカゲロウの仲間だった。初めはウスバカゲロウと思ってマジマジと眺め撮影したのだが、認識不足でクサカゲロウのようだ。あるいはヨツボシクサカゲロウかもしれないが同定は出来ない。小生的には「カゲロウ」で済む。
 郷里を離れてからは見た事も無い「ウドンゲの花」、まだ家の灯りが笠付きの電球だった頃に笠に産み付けられた卵をよく見かけたものだ。おぼろげなんだが「良い事がある兆候」と言われていたように記憶している。もう「ウドンゲの花」なんて言っても周囲では通じない。
 今回、葉の裏に隠れたのをまじまじと眺めさせてもらったのだが、「儚い・華奢」な印象はあるものの「美しい」の一言に尽きる。全体が精緻精巧なレースのようでもあり春の天使にも思えたが、春は急ぎ足でやって来ている。