トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

生キクラゲの生姜シロップ炒め

2016-02-26 | 何よりの楽しみ
 竹林整備作業の途中、孟宗竹の切り株や集積部にキクラゲが発生しているのを見つけた。雨の後は良く目にする光景なのだが他の会友は関心が無い。
 そこで小生は作業を中断して採集する。久しぶりに純野生のキノコが手に入った。若いころはハナイグチやモミタケ狩りで山中に分け入ったものだが加齢とともにご無沙汰するようになってしまった。
 それはともかく、収穫の一部は客人と若手の会友に分け、残りは自分の腹に収める算段である。さて、その調理だが「塩コショウバター炒め」が好みでも我が家にはバターなんて高級品は無い。そこで「世界に一つだけのお惣菜」とすべく禿げ頭を撫でて着想したのが「生キクラゲと枝ブロッコリーの生姜シロップ炒め」だった。ショウガシロップだけでは甘すぎるから醤油を加え香りも添えたのだが甘口でも結構いけた。ただ閉口したのは生キクラゲは炒めると破裂して少々恐ろしい。枝ブロッコリーの正式名称は思い出せないが、これは会友からの頂き物。キクラゲは天からの授かりもので、この調理は小生がはみ出し者のお蔭である。自分で食べてみるだけだから常識なんてのは必要ない事もある。
         発生の様子        初収穫