トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

高圧線に届きそうな桑の木

2018-07-16 | 感じるままの回り道
 繁忙期となった刈り払いを中断して除伐二日目、高圧線下の桑の木3本を除伐した。一本は電力会社の保守作業で先端部を切り取ってあるが数年もすればまた届いてしまう。
 「株元から除伐して…」と他の立ち木の処理時にも言うのだけれど「指示違反になるので」と聞いてくれない。会友の間では「除伐してしまったら次の仕事が無くなるからなあ」と同情心もあるものの、架線管理上は望ましい対処ではない。

 小生等は、あの大学の様な利益集団の手先でも息の掛かった徒党でもないのだが高圧架線の保全のために除伐に踏み切った…となれば「カッコイイー」と声も掛かりそうだけれど小鳥の声しかかからん。ましてや電力会社からペットボトル1本のお返しも無いのだ。

 吐与太話はこれくらいにし本音は萌芽更新なのである。大きくなり過ぎると桑の実を食べられない。童話の台詞「あのブドウは酸っぱい」と恨めしい声でつぶやかねばならなくなる。食い意地が張っていると言うより世代的には喰い爺なのである。なんといってもおやつ代わりにも空腹を満たすためにも桑の実を食べて育ったのだ。

 南側から   ➡     これで架線は安心

             東側から  ➡    高圧架線は空の部分にあるが撮影では消えている