トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

タゴガエルか?

2018-10-02 | 小父のお隣さん
 集草中に池に飛び込み水底に留まっていたカエル。ニホンアカガエルと思ってみたのだが、どうも色彩が異なるようで捕獲してみた。
 やはりニホンアカガエルとは異なる濃色の体色で、個体差もあるだろうと思いつつ体形も何となくずんぐりしている。これは「タゴガエル」ではないかと思ったものの確定できるほどの手練はもっていない小生である。

 集草中に飛び出してくる子ガエルは全てツチガエルで親指の爪くらいの体長ばかりだった。もうすぐ越冬に入らねばならない時期にこの体格では冬越し出来るのだろうか。それとも冬越しするための食料として生まれた個体なのかどうか気になる子ガエルではある。

 俗に言う「持ってる持ってる」なんて表現は小生に当てはまるはずもなく、強いて当てはめれば診察券程度のもんだろう。タゴガエルからの駄洒落で「タゴの月」を思い浮かべたのだが、本来は「田毎の月」であえなく沈没。やはり「持っていない」。

 「タゴの月」の検索ではお菓子しか表れず小生の思惑とは程遠かったけれど、台風前の自宅軟禁では濃茶でかぶりつきたくなった。
 しかしここで浮き世の現実があった。食べるためには雨の中、車を走らせなければならぬ。非常食の羊羹も無い。やはり持っていない小生であることよ。

                 

                   無一物還る虚無世も無一仏

                   渋茶湯気戸音身に染む野分なり