トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**オールドブラックジョー歌 「若き日 はや夢と過ぎ…」

2018-10-20 | 感じるままの回り道
     同胞の訃報を聞けば眠れぬ夜シリウス昇る太古も今も

     同胞となりて久しき共白髪一同まみえる孤独死の宿

     山川を越えてなお来た孤独死の浮き世超えたり兄は始源へ

     年老いて孤独死となり同胞の黄泉路の果ては祖霊と共に

     父母の腕に抱かれ温めしや独居老後を閉じて再び

     父母よ安らぎ給え三兄を最初に抱かせし仏の慈悲に

     真言を唱えつ抱く線香は紫雲を送る窓の外へと

     初雪に散骨望む在りし日は年老いてなお熱き故郷

     命日も今際も不明はらからは薄くかげろぎ千の風へと