トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アサギマダラ初見・ジョウビタキ初見

2018-10-21 | 小父のお隣さん
 フイールドでアサギマダラを視認。飛翔ばかりで撮影は出来なかった。フジバカマの開花株はあるのだが開花が早くて花期も終わろうとしており密は無いだろう。
 ところが自宅の庭でまた遭遇してしまった。庭のフジバカマに来ていたらしい。小生が気付かず家の角を曲がったところで飛び立ってしまったが「戻ってくるだろう」とカメラを用意して立ちんぼしばし、戻ってきて吸蜜したところを撮影した。
 位置関係が悪く、背後に回るには横を通らねばならず、逃亡の恐れ大のため確認できる撮影だけにとどまった。

 ジョウビタキはフイールドでS先生が「鳴いているよ!」と教えてくれた。近くでは無かったが確かに聞き取る事が出来た。視認は出来ず帰り道、農道の途中で竹垣に飛来したのを目にしたから渡ってきたのは間違いない。渡り鳥の初見は大概は写真無しである。

                    

今日のとんぼ「鮮やかな赤」

2018-10-21 | 小父のお隣さん
 最低気温が15℃程度で露の降りる頃になるとトンボの飛翔する時間も遅くなって日差しを得て身体が乾き暖かくならないと飛び立たない。
 今日のマユタテアカネもそうで、翅は湿っていて接近しても動こうともしなかった。マユタテアカネはオオアオイトトンボとトンボ出現期の最後を争う種なのだけれど、この時期の体色は濃厚になって別種のようにも思えてくる。

 正面から見て顔面に二つの黒丸があるから確認できる小生ではあるが、これが無ければ種の判別は無理なのである。この個体の縁紋は赤で、そこで思ったのは「マユタテアカネの縁紋は赤だったのか…」と言う事。普通に見れる種でも実際は確実に把握はしていないものだ。
 トンボに蛇足だが、名前の由来は眉に見立てるより「豚の鼻孔」に見えてくる。命名者が雅だったのか「ブタハナアカネ」では「あんまりだ」と思ったのかといつも思ってしまうトンボである。