トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

脱穀作業

2018-10-27 | 今日は真面目に
 刈り取った稲束を二週間ほど乾燥させ脱穀作業となった。足踏み式脱穀機で脱穀、フルイで藁クズを除き、更に風選別で細かいゴミを除いて終了した。
 量としては米袋1袋程度で、キロ数にすると何㎏になるのか分からないけれど、ボーイスカウト隊員の家庭と会友に等量配分すればカップ数杯程度の量でしかない。実家は魚沼の米作農家だったから、この新米を頂いても何の感慨も湧かないけれど、田植えと稲刈りに参加した少年少女たちにとっては価値のある新米ご飯となるのだろう。

 足踏み式脱穀機などは郷里の子ども時代でさえ使った事が無い代物で、たかだか1~2時間の足踏みで軸足が痛くなるのは閉口した。左右に足軸を交代して作業すると操作が同じようには出来ず、こんなところにも利き足があるのが実感された。

 唐箕で選別するのを半世紀以上の間をおいてやってみた。少年期に大豆や蕎麦を少々行っただけの経験値なのだが、身体の記憶というものは凄いもので勝手に動きが出てくる。年々、身体の動きは悪くなる一方の上、必要な事は忘れるし思い出せずボケるのに何とも浮き世感たっぷりな作業であった事よ…。


 足踏み式脱穀  ➡   風選別  ➡   収量