トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「オニヤンマでは無いだろう」程度の認識

2018-10-04 | 小父のお隣さん
 取水地で台風24号の後始末を終え背負い籠を背負った時にヤンマ型のトンボが杭棒に飛来し産卵を始めた。往々にして「全くもうっ!」と言える状況は度々あるのだ。こんな時は「マーフイの法則」と言い聞かせて気を静める。

 距離1mではクイックな動きや大きな動きは厳禁で、胸ポケットのケータイをそーと取りだし数枚撮影したのだが、どれもボケて鮮明さが無い。どういう訳か「これだけは撮りたい」場面でボケるのが忌々しい。これも「マーフイの法則」と諦め背中の背負い籠を静かに降ろしてデジカメを出した。
 幸いにもトンボは産卵に集中していてピリピリもしていない。それで10枚ほど撮影出来たが使えるのは半分以下である。

 体長からオニヤンマではない程度の想定は出来たけれどサナエの仲間にしては大きい感じがする。まあ、どう転んでも種の確定は無理な小生であるから、この場面に遭遇し撮影出来た事を以て「これ幸い!」と思わねばならないのだろう。

               

 翌日の作業中にも産卵個体を見た。水辺より1mほど離れた朽木に産卵していた。恐らく同種かと思ったけれど、所詮は同定出来ないのだから「下手な判断休むに似たり」である。
       個体は左上の朽木、右下角が水流        朽木に産卵中、使いこんだ翅の傷み