ロープカーディガンの生地購入に際して「間違うリスク」も考慮し長めに購入してきたのだが、当然余ってしまった。さーて、これをどうするか眺めていたら夏用のノースリーブなら型どり出来そうだった。しかし今は冬で寒冷地仕様にしたいのでサイドボタンは止めて前開きの前ボタンにし、着丈も少し長めにして腰回りも保温できるようにした。端切れを見ればポケットくらいは出来そうなので寸法を測ったけれど折り込んで縫い代を作る余裕がなく、ここはバイアステープで処理して使った。
この日は絶好の小春日和で、当然フイールド直行日和でもあったが前日にはこの縫製を想起していたので迷わずフイールドはお休みにする。どちらかと言えばフイールドの優先度が高いのだけれど、向こうは一日行っても終わる事は無しで、こっちは本日で決着を見るから逐次処理の原則に立ったのだった。まあ、朝令暮改、手前勝手、支離滅裂を大手を振って行えるのも宮仕えの身では無くなった賜物でもある。
じいさんが 夜鍋をして
部屋着を縫ってあげた
信濃の夜は 冷えるだろうと
せっせと縫っただよ
世話焼きの 小包送る
加齢の臭いがした 元詩 窪田 聡 作詞・作曲「母さんの詩」