トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

車輪を作らねば・・・

2024-12-30 | 何よりの楽しみ

 腕が痛くて上がらないし冷えるとピリピリ痛みに変わるので姥捨て山は遠慮しているのだが結局は血行不良を助長する工作に走ってしまう。父祖の時代から雅な米作百姓であるゆえに「貧乏暇なし、年金少なし」がすっかり定着した孤爺なのであった。今回の車輪作りは木の玩具の車輪なのだが最低限24個作る必要があって「どういう工程で作るか⁉」と決まらなかった。以前は糸のこ盤で円形に切り出し旋盤で外径を整えて完成としたのだが寒くて冷える縁台作業の時間は減らしたい。

 そこでホームセンターで薄板をボール盤で切り抜く道具を購入に行っては見たものの外径と厚さで使える道具が無くて頓挫した。その折に並んで陳列してあったホルソーが使えそうだと気が付いたのだが切り取れる木材の外径を計ったら2ミリほど大きいのであった。しかし今回は木材の円盤のまま使うのではなく「飲むヨーグルトの蓋」が車輪の外周になり滑り止めの役割も持つのでホルソーを使用したけれど最終的には縁台作業で木工旋盤を使わねばならなかった。

 とは言え、それでも最初から糸のこ盤で丸く切り出すより早くて正確だった。この方法で製作する条件は昔から揃っていたのに何で気が付かなかったのか不思議だがまあ、人生、不思議な事などたんとあるのだ。さて、車輪は出来たが作業は停滞で既に晦日である。予定表には通院日しか入れない主義の小生なのだったが頼まれて昨日も今日もモルタル打ちになった。「盆も正月もない」のが人生、黄昏期に突入した孤爺の現実なのである。だからこそ我が苫屋は今年もお化け屋敷のままだなあ・・・。大車輪で年末大掃除にご活躍、なんて時期はもう無い!。