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第一は、上の写真の様にジャコウアゲハ越冬蛹の2割程がミイラ化していた事、ウマノスズクサへの産卵数が極端に少ない事、その卵の孵化も滞っている事などが顕著なのである。例年だと養いきれないほどの幼虫が発生しウマノスズクサは根元まで食べつくされている時期なのだが、今期は小生の背丈を超えるほどに成長しほどんどの株に幼虫はいない。葉が健在で成長できたから蕾さえつけてしまった。
ジャコウアゲハだけでなくフェンネルやキハダにさえアゲハは産卵しないし食害を受けずに済んでいる。個体数が減った事も含め繁殖に障害が出ているのではないかと思っている。
泥水池のトンボ飛翔数も寂しい限りで、きっと理由があると思っているけれど、数年前から取りざたされていた何とかと言う農薬によるものだろうか…。これが杞憂で済む事を願う。
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