トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二点位置流・昆虫すこいぜ「アサギマダラの羽化殻」

2023-02-21 | 小父のお隣さん
 アサギマダラの蛹は拠点のネズミモチ樹冠で観たことがあるのだが手元で眺めた事が無かった。越冬している幼虫をキジョランの葉裏で生存を確認しているのだが見るたびに減っている。蜘蛛に吸汁されるケースが多いようなのだが「今期も蛹までは育ちそうもない…」とぼやいている小生をみかねたのかS先生が抜け殻ではあるが持ってきてくれた。
 観れば透明なラップのようにも見えるしプラスチックのようにも見えたのだが触れてみるとごく薄くて、自宅でジャコウアゲハの羽化殻を触りまくっている小生にはその差が歴然だった。ジャコウアゲハの羽化殻は固くてしっかりしていて住宅の基礎にくっついていても何年もその形を保っているけれどアサギマダラの羽化殻は乾燥すればハラハラと風に散ってゆきそうな薄さだった。
 蛹の外殻なんてどの種も似た様に思っていたのだが意外に意外であったのだ。少々驚いたのは星が残っていた事で、単なる装飾ではないだろうと思っているものの何のためにあるのか分からん。

     


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