ようやく完成したと思ったのも試し操作をするまでで、やはり修正を加えてしまった。操作盤を伝統的なトンボ形にするのと糸をテグスにして目立たなくし調節も容易にする事と頭部の糸取り付け位置を前側に移して前後のバランスを向上させる事などである。
頭部の糸取り付け部は重心が前側になって顔がうつむき加減でよろしくない。そこはミイちゃんらしく「キッ!」と前を向かせておきたい。
糸はタコ糸からテグスに変更したのだが「見えにくく邪魔にならない」事だけでなく糸を張る時の調整のし易さも大事だった。タコ糸では狙った長さに固定するのが至難の業で辟易したのである。今回、テグスとビーズ玉を使い調整固定した方式はミリ単位の精度であっけなく長さが決まった。決まれば瞬間接着剤で固定し完了。
操作盤の新機軸はそれなりの効果もあったもののオーソドックスなトンボ型でも遜色は無く、幼児が操作するには単純明快な操作木が好ましい。伝統的な形式と言うものはそれなりに取捨選択されてきた物で、それなりの理由がある。今回は否応なく実感した。
オーソドックスなトンボ形だが両手同士と両足同士の糸は独立させたものの頭部左右の糸は連結してある。操作木上で左右に滑らせば頭を傾ける。こういう工夫が既にあるかどうかは承知してはいないものの爺我自賛としては花丸扱い。
結局は試作品と改良品の双方に変更を加えてみたが、欲を言えば試作品の肘関節を付けたりゴム関節を紐関節に変更したりと改良したいのだが、もうずーと後回しにする。傀儡師いいや傀儡爺はしばらく離れて山仕事でくぐもる…。
そう思う端からバイキンマンも作ってみたいなあ、とモゾモゾが始まる。この際限もなく続く欲望の輪廻は神仏に頼っても救われない領域で、これも「三途の河原の石積み」に等しいが、やって来るのは鬼でなく天邪鬼。
試作品と二号体 操作盤不採用 トンボ型の操作木
頭部の糸取り付け部は重心が前側になって顔がうつむき加減でよろしくない。そこはミイちゃんらしく「キッ!」と前を向かせておきたい。
糸はタコ糸からテグスに変更したのだが「見えにくく邪魔にならない」事だけでなく糸を張る時の調整のし易さも大事だった。タコ糸では狙った長さに固定するのが至難の業で辟易したのである。今回、テグスとビーズ玉を使い調整固定した方式はミリ単位の精度であっけなく長さが決まった。決まれば瞬間接着剤で固定し完了。
操作盤の新機軸はそれなりの効果もあったもののオーソドックスなトンボ型でも遜色は無く、幼児が操作するには単純明快な操作木が好ましい。伝統的な形式と言うものはそれなりに取捨選択されてきた物で、それなりの理由がある。今回は否応なく実感した。
オーソドックスなトンボ形だが両手同士と両足同士の糸は独立させたものの頭部左右の糸は連結してある。操作木上で左右に滑らせば頭を傾ける。こういう工夫が既にあるかどうかは承知してはいないものの爺我自賛としては花丸扱い。
結局は試作品と改良品の双方に変更を加えてみたが、欲を言えば試作品の肘関節を付けたりゴム関節を紐関節に変更したりと改良したいのだが、もうずーと後回しにする。傀儡師いいや傀儡爺はしばらく離れて山仕事でくぐもる…。
そう思う端からバイキンマンも作ってみたいなあ、とモゾモゾが始まる。この際限もなく続く欲望の輪廻は神仏に頼っても救われない領域で、これも「三途の河原の石積み」に等しいが、やって来るのは鬼でなく天邪鬼。
試作品と二号体 操作盤不採用 トンボ型の操作木