トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

幾何回転体玩具作り 1

2016-01-30 | 今日は真面目に
 2月7日の出品までさし迫ってきた。糸のこ盤でくり抜いた円盤の外周は滑らかに仕上げる必要があって、今まではヤスリとサンドペーパーで滑らかな曲面を成形していたのだが、これが何とも手数がかかる作業だった。日時が無い中で数を揃えなければならなので効率を上げる必要がある。会友から借りた木工旋盤が手元にあるので思案の末に試行してみたら何とか使用に耐える事が判った。
 問題は「薄い円盤をどう取り付けるか」なのだが、円柱削り出しのドライブセンターは使えない。破損したドライブセンターの代わりにと通販で購入したドライブセンターは「役立たず」だったが今回、ここで役目が出来た。
 初回、十字の突起だけで使用できるかとセットしてみたが摩擦力が不足し無理だった。もともと、この十字形は材料の端面に十字の切込みを入れ咬み合わせる使い方なのであるが、薄い板材には使えない。そこで画鋲を二か所に接着して使ってみたらすこぶる勝手が良くなった。
 でも画鋲の針とセンターの突起の高さが異なるので装着しにくくなった。そこで画鋲の針をセンター突起よりわずかに短く切断し問題解消。円形の外周が大きいので付属の刃物台は使えないし、モーターにかかる負荷も大きくなり回転が落ちやすくなったが、それでもヤスリだけで磨いて仕上げた時間と精度を比較すれば雲泥の差だ。
          針なし   ➡   針を付けた

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