トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

突端部の地拵え 二日目

2019-11-02 | 今日は真面目に
 フイールドにの中央に突き出ている尾根の突端部は畑跡だったこともあり平坦である。活動当初はアズマネザサの藪と化していたのを刈り払い刈り払いを続けて根絶は出来ないまでも衰退してきた。日当たりも地質も良好なので果樹園にする目論見であったが、苗の入手に資金が回らず無料のコナラやクヌギを植えていたのがドングリを落とすまでになった。
 それでもこの間、四つ溝柿を植え猪に主幹や枝を折られる被害を度々こうむりながら収穫できるまでになった。そうなると「果樹園」構想がチラついてくる。言わば斑痴呆の症状に近いと思うけれど思い切って育ったコナラやテングス病の桜、ヤマグワ、柴栗などの数種10数本を伐採し育ちの悪い果樹を移植することにした。その植栽部は表土も薄く基盤僧は粘土質なので生育不良のまま生きながらえているだけなのだった。

 伐採した柴栗3本は植栽者不明で坪刈りだけして育ったようなもので、言わば「繋ぎ」の樹に過ぎない。会友のYさんは惜しむけれど栗の木は十分にあるし、もともと柴栗などメンバーに入らないのだ。思い切って除伐し平坦部の日当たりを確保して植え付け部を作る。病木の桜と柴栗は10月初めに伐採したが処理は台風の後始末などで出来なかった。下旬になりようやく着手する。
        処理場所まで運んだ病木   ➡    切断集積
 倒したままの栗の木と桜の処理集積を片付けないと動きが取れない。集積場所に運び切断していたらYさんが手伝いに来てくれた。共同作業ではないものの単独と複数の作業でははかどり方が段違いだ。見る間に片付けが進み原っぱが出現した。

 平坦部の肩で育ったコウゾも除伐した。果実は食えるので残していたのだがシュートを伸ばし他の樹木を覆うし作業の邪魔にもなるし鳥の糞からの実生も激しくて、いささか辟易もしている樹種でもあった。
 この日の作業だけでは終わらず、追加除伐も数本加えるとすっきりするのは翌週あたりになろうか。「ボチボチでもやっていればそのうち終わる」はYさんの弁。

              伐採したままの柴栗 ➡   次作業の場所を作る

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