トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

遅い袋掛け

2016-07-31 | 今日は真面目に
 十年ぶり位か、リンゴに袋を掛けた。今季は毛虫に葉を食害される前に葉ダニの被害が広がってきたが樹下にはホトトギスやウマノスズクサ等の食草があって厭々ながら殺ダニ剤を散布したのだが、その折、果実の吸汁被害が例年より少ないから袋を掛ける気になったのである。既にこの時点で発想が逆さまなのは重々承知だ。たまには被害果でない林檎を食べてみたいと思っても罪ではない。
 とはいってもすべてのリンゴに袋を掛けたわけでなく、結実した当時に摘果をしているが、今回は被害果、未熟果、変形果などを適宜摘果して袋掛けを行い、袋を掛けない果実は吸汁用と冬鳥のデザートにする。
 摘果した国光は青りんごならぬ着色していてジャムにでもなるだろうと試食したのだが硬く味が薄い。樹下に放置し虫の食料にしても構わないけれど、とりあえずピクルスか砂糖煮でも作ってみる。
 この砂糖煮、片仮名が出てこない。調理本に掲載されているのは記憶しているが、本そのものが見当たらない。なんとも…である。
             思春期だ     袋掛け終了

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