トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥水浴びて水浴びる

2015-07-31 | 小人閑居して憮然
 刈り払いを残したまま泥水池のコナギ除草に入った。毎度の事なのだが繁殖して水面を覆いつくす寸前である。そのうえ水中にはシャジクモが密生しメダカが泳ぐ余地もない。猛暑日の予報の中、這いつくばっての草取りだ。自分の意思で行っているから猛暑日だろうと差支えないけれど、予報のコメントは気に障る。どの局も熱中症予報なるものを合わせて出していて「厳重警戒」だの「危険」だの垂れ流している。
 雨の予報でも「折り畳み傘があると安心です」だの、秋からは「長そでを用意すると安心です」などとのたまっている。余計なお世話であるし、小生はこの世相に経験値や社会成熟度などの劣化や崩壊を感じてしまう。暑い盛りに暑い恰好で働かざるを得ない人たちもいるのだし、余計なひと言を付け加え「親切・思いやり」などと思っているだろう人たちは、直射に焙られ泥水を被り帰宅して冷たいシャワーを浴びる天国気分など判らないだろう。
 この時期、マスコミ上げて熱中症急増を報道しているが、街が暑くなった結果ばかりでないように思っている。生まれた時から空調の効く生活で身体に寒暖に対する柔軟な対応性もなくなっているのだろう。アレルギーの被害も過度な潔癖社会に一因がありそう…。余計なお世話でした。
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