トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

手も足も出せない…

2018-04-26 | 小人閑居して憮然
 24日夜来の降雨量が120mmに達した。今月に入り6日の90mm、11日の130mmに続き、取水地を荒廃させるに十分な雨量である。この時は既に取水部は砂礫に覆われ機能不能で断水。
 16,17日と取水升までの導水復旧、排砂バルブ開放して見たものの滴も出なかった。エンジンポンプによる強制通水しか手が無いのは承知でも林道への3本の倒木とヘルニアを抱えてしまったわが身ではポンプを運べない。やむなく断水状態を受け入れるしかなかった。

 今回の降雨で再度取水部は埋まった事だろう。同じ升から取水している部農会の復旧作業は全く考えられず、ラインの途中から手洗い水に盗水している隣沢のグループも寄生がスタイルであるから通水には関与しないだろう。
 愚痴を言っても始まらないけれど、近所の河川の朝の水量はすごかった。写真は昼過ぎだったから水量は減少していたものの痕跡は見てとれた。記録の120mmより流域の降水量がダントツに多かったのは流量で理解できたけれど、一転、水源地の降雨量が「少なかった」なんて事になればと思ったものの、そんな訳にゃいかない。まあ、ほぞを噛むとはこの事か…。

 夕刻、土手を散歩に出たら頭上をトンボが飛翔していた。判別は不明だったがサナエ科なのではなかろうか。下弦の月を背景に悠々と飛翔続けるトンボを見ていたら少しは癒された気がした。

             久々に見た水量       増水の痕跡 

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