ウリパパの日記

自由気ままに・・・

高尾山の氷の華 シモバシラ

2008-12-07 20:37:50 | 高尾山・陣馬山
今年一番の冷え込みとなった今朝、高尾山頂の眺望を楽しんだ後、シモバシラを探しに一丁平方面へ足を延ばしました。時期的には多少早いのですが、金曜日の雨に続き昨夜は久しぶりに氷点下の冷え込みとなったため、もしかしたら氷の造形が見られるのでは?と期待したのです。

しかし、もみじ台の北側巻き道付近は、高尾山頂付近よりも暖かく日影でも落ち葉が濡れている状態。この辺りに出現するのはまだ先になりそうです。更に一丁平方面へ進み、次の巻き道を進むと一面に霜が降り氷も張っています。期待できそう。注意深く周囲を観察して更に進んだところ、左側斜面に白い華を発見しました!








たった一晩でこんなに成長するのですね。自然の素晴らしさに感激です。接写モードで写真を撮っていたら、通りかかったハイキング客もシモバシラを探していたらしく感激の声をあげていました。

冬に見られるこの氷の華は、シソ科のシモバシラという草の茎にできた氷柱。夜間の寒さで地中の水分が茎の中を上昇し、茎を割って氷の柱に成長したたものです。このような現象から「シモバシラ」(霜柱)という花の名前が付けられましたそうです。これから乾燥する12月後半に向かい、前日の花の上から更に成長することもあり、そうなると氷の彫刻となるそうです。
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高尾山からの眺望

2008-12-07 17:30:54 | 高尾山・陣馬山
今日は二十四節気の大雪。文字通り昨日西日本に雪を降らせた寒気の影響で関東地方も冷え込み、八王子の最低気温は-1.3℃とこの冬最低を記録しました。高尾山からの見晴らしも素晴らしく、昨日購入したデジタル一眼レフカメラを首にぶらさげて高尾山頂へと向かいました。予想通り、山頂からは真っ白い富士山がその雄姿を現し、早速250mmの望遠レンズでカメラにおさめました。


本社ガ丸と滝子山の間には雪を頂いた南アルプス連峰が望めます。この写真も望遠レンズで撮影。帰って地図を調べた結果、左から蝙蝠岳、その右の尖った山は塩見岳、さらに広河内岳から農鳥岳方面が見えているものと思われます(あまり自信ありません)。


ケーブル山頂の展望台からは奥多摩方面の山々が間近に見えます。御前山の左には東京都の最高峰である雲取山が雄大な姿を見せていました。関東平野の北には日光方面の山々が見えるはずなのですが、今日は雲の中でした。


多摩丘陵の横山も紅葉の盛りで、日々色合いが変化しています(これは標準レンズ)。


薬王院の参道からは、遥かに筑波山の姿をとらえることができました。双耳峰の左側が男体山、右側が女体山です。手前の高層ビルは大宮辺りでしょうか。。

この他にも三浦半島や房総方面まで一望。高尾山は手軽に登れて眺望が素晴らしく冬の季節の楽しみでもあります。展望と並び初冬のもう一つの楽しみは、氷の華シモバシラです。今朝の冷え込みに期待して一丁平まで足を延ばしました(続く)。
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高尾山ケーブルカー「あおば」と「もみじ」

2008-12-07 14:21:53 | 高尾山・陣馬山
高尾登山鉄道のケーブルカーが明日から一時運休し、12月23日に新型車両へ切り替わります。今日が現行車両の最終日となるため、最後の姿を見るため朝8時に清滝駅へ向かいました。駅で待っていたのは「もみじ」号。既に車内はお客さんで満員でした。


約6分で高尾山頂駅に到着。今朝はこの冬一番の冷え込みで見晴らしが素晴らしく、この後高尾山頂と一丁平まで足を運び、富士山や南アルプスの眺望やシモバシラを観察してきました(いずれも別ブログに掲載予定)。


帰りは9時45分発の「あおば」号。車内はガラガラでお客さんはたったの4人でした。


途中ですれ違った「もみじ号」。登り線の車内は満席のようです。
ケーブルカー沿い紅葉は見頃を過ぎていました。


高尾山のケーブルカーは昭和2年に開業。現車両は昭和43年に日立製作所が製造した「あおば」と「もみじ」の2台となっています。同社のケーブルカーとしては3代目に当たり、これまでに約4,000万人が利用。製造から40年が経過して老朽化が進んだため、今回新型車両の導入に踏み切ったそうです。長い間、ご苦労さまでした。
12月23日からは新車両で運行が再開されます。
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