ウリパパの日記

自由気ままに・・・

日影沢のカヤランとヤマシャクヤク 2013.4.28

2013-04-28 17:57:09 | 自然
小仏城山へ富士山を見に行った帰り、新緑の日影沢をのんびり散策しました。思わぬ発見があったので紹介します。


最初はカヤランです。朝、一丁平へ向かう途中に日影沢キャンプ場近くの木を見上げながら歩いていたところ、黄色っぽい花を発見。最初はちらっと姿が見えただけなのですが、20mほど過ぎてから "もしかして" と思い、戻って目を凝らして確認したところ、カヤランの姿でした。この時期、日影沢を何度も散策していますが、カヤランを確認したのは初めてです。


頭上5~6mでしょうか。比較的低いところに咲いているので、光の当たり具合によっては肉眼でもはっきりと分かります。帰りに再び通りかかったところ、オバチャンの団体がワイワイガヤガヤ騒いでいたので、行きに見つけなくても存在が分かってしまいましたね。でも自分で見つけた時の感激はたまりませんよね。



続いての発見はヤマシャクヤクです。先ほど一丁平付近で開花目前の姿を見てきたばかりですが、日影沢林道付近でもお目にかかることができるとは。。。場所は言えませんが、昨年この近辺で数名の方が山から下りてきたのを記憶していたので、周囲に人がいないタイミングを見計らい登っていったところ発見したのです。

一丁平のヤマシャクヤクほどは匂いを放ってはいません。近くにもう一株ありました。上の写真は12時頃の姿です。


日影林道を散策した後、午後1時30分頃にもう一度訪れてみました。先ほどに比べると花が開いてきました。今日は完全に開きそうにありません。明日もう一度訪れてみます。


日陰林道から周囲の山を見上げると、山藤の花が木々に絡んで咲いている姿を見ることができます。

思わぬ2つの発見があった日影沢散策でした。


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一丁平から小仏城山散策 2013.4.28

2013-04-28 17:05:39 | 高尾山・陣馬山
連休2日目も行楽日和となりました。今朝の八王子は4.6℃まで冷え込み少しひんやりしましたが、日中も爽やかな風が吹いて自宅にいるのがもったいない一日です。今日は子供達を送り迎えするお仕事もないので、近くの山へ散策に出かけることにしました。

この時期、高尾山方面のハイキングコースの混み方は異常です。それにも関わらず富士山の姿と城山山頂の八重桜を見たくなったので、自転車で日影沢まで行き、そこから萩原作業道を利用して一丁平を経由して小仏城山へ向かうことにしました。庭仕事をしてから出かけたため、一丁平の到着は10時を過ぎてしまいました。昨日、今日と湿度が低く、この時期に悩まされる黄砂の影響もないため、新緑の山並みの向こうに雪を頂いた富士山をはっきりと望むことができました。


雪を頂いた南アルプス方面もうっすら見えています。


一丁平からゆっくり歩いて20分で小仏城山に到着です。山頂には2本の八重桜が植栽されています。予想通り満開でした。


新緑と八重桜、そして青空に映える富士山。この景色を見たかったのです。うーん、大満足。


ついでに山頂からもう一枚。こちらはホウキモモがアクセントとなっています。


富士山の写真はこれくらいにして、今日の散策のもう一つの目的はこ草花の観察です。膨大な写真を撮ってきましたが、いくつか抜粋して紹介します。まずはクマガイソウ。場所は言えませんが一輪咲き始めていました。クマガイソウは一丁平付近の何か所かで自生しているそうです。私は一か所しか知りませんが・・・


こちらは開花直前です。


続いてはヤマシャクヤクです。蕾がかなり膨らみ、甘い強烈な香りが漂っています。明日にも開花しそうですね。偶然ヤマシャクヤクの観察を目的にやってきた方から聞いたのですが、今年の冬、この一帯はイノシシにほじくり返されて、一部の株は移植されたようだと話していました。移植された株も今度は頭が黒い別なイノシシによって持ち去られた可能性もあるとか。残念なことです。


イカリソウの姿もまだ残っていました。


小仏城山から大平林道に向かう途中に見かけたフデリンドウです。


紅葉台裏から日影沢へ下山する途中で見かけたエンレイソウです。

紅葉台北側の巻き道でアケボノスミレの姿を探したのですが、すでに終わってしまったようです。例年GW前半まで姿をみかけるのですが、今年は春の訪れが早くスミレはほとんど終わってしまいました。

小仏城山から景信山まで足を延ばそうと思っていたのですが、ハイキング客が多く渋滞が予想されます。人混みを避けて城山から大平林道へ下り、暫く林道を歩いた後に再び一丁平へ登り、北側巻き道を利用して紅葉台裏から日影沢へ戻ることにしました。そのため今日はゆっくりと日影沢を散策しましたが思わぬ収穫がありました。こちらは次回の報告とします。

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