昨日の福島県紅葉巡りの続きとなります。午前中の磐梯山に続き、午後は安達太良山を目指します。あだたら高原スキー場の駐車場まで八方台駐車場から約40km。途中コンビニに立ち寄り(YAMAP投稿と昼食休憩)、ちょうど1時間で到着しました。途中、国道115号の土湯バイパス手前で見上げる箕輪山の北斜面は綺麗に色づいていました。
スキー場の大駐車場は平日無料で第1駐車場は満車。帰りの車が増えてくる頃なので、空きスペースを見つけて停めることができました。気になる天気は曇り空。予想したほどの厚い雲や濃い霧ではなく、何とか紅葉を楽しめそう。日没が早まっているため、往復ロープウエイを利用して薬師岳から安達太良山まで往復することにします。でも、この車の数を見ると登山道の大渋滞が予想されます。
13時過ぎにロープウエイに乗り薬師岳へ向かいます。ロープウエイから見る紅葉。標高1200m以上では色づき始めているようです。
雲が切れてきたので、まずはパノラマパークに向かい安達太良山中腹の紅葉を眺めます。安達太良山の中腹はいい感じに色づいています。
正面にはこれから向かう安達太良山の山頂のピークまで見えています。曇り空ながら、緑と黄色とオレンジのコントラストが綺麗です。標高1400m~1600mあたりが紅葉のピークのようです。紅葉を目に焼きつけ、山頂へ向かい出発します。
木道歩きが終わると、水溜りや泥濘の登山道が続きます。足元を気にしながらの登山です。標高1500mを超えたあたりから周囲の木々が色づき、一層鮮やかになります。
これから登る尾根を見上げます。
紅葉の中、足元を気にしながら進みます。
しかし下山客が数珠繋ぎで大渋滞。これから上る登山客は少ないのですが、すれ違いのために待ち時間が発生。足元の泥濘が拍車をかけます。
振り返ると紅葉の先には雲海。美しい景色です。
標高1600mm付近から視界が開けます。
そして山肌を染める紅葉を見下ろします。
少し右側を入れてもう1枚
10mほど岩場を登りスマホで撮影。スマホでは明るく写ります。
このあたり、シラタマノキの白い実が目立ちます。
さらに山頂を目指します
霧に包まれる山頂が見えてきました
出発から約1時間で標高1700mの安達太良山山頂に到着。周囲は霧で何も見えません。午前中の磐梯山山頂と同じように、容赦なく冷たい西風が突きつけ、霧が沸き上がってきます。
暫く待つと北側の雲が一瞬切れました。遠くに見える山は蔵王方面でしょう。
悪天候がおさまる気配がないため、沼の平火口を見下ろす地点まで下るのを断念して、山頂で引き返すことにします。
山頂付近ではカラスの姿を見かけました。ハシブトガラスのようです。あまりの寒さのため、写真撮り損ないました。
山頂からしばらく下ると、霧が晴れ、再び眼下に紅葉が広がります
絶景が続きます
登山客の姿はほとんど無く、登りの大渋滞が嘘のように静かな山歩きを楽しめます。
再び絶景ポイントでYAMAP用にスマホでパチリ
手前に赤を入れてもう1枚
こちらはデジカメで撮影。スマホよりデジカメのほうが見た目に近い色合いで写ります。
真っ赤に色づいたミネカエデ
木道に入ると足元を気にする必要が無く周囲に人がいないため、周りをきょろきょろしながらの下りとなります。さっそくツルリンドウを発見。まだ咲き残っていました。
イワカガミの葉の傍で見かける赤い実は何? 登山道沿いでたくさん見かけました。
薬師岳付近で見かけたリンドウ(たぶんオヤマリンドウ)
再び最後に立ち寄った薬師岳のパノラマパークでは霧が深くなってしまいました。往復チケットをJAF割引で購入したので、再びロープウエイで下ります。まだ15時40分と時間に余裕があったため、奥岳の湯で休憩してから友部のアパートへ戻ってきました。一日の走行距離は500km弱。友部着は19時でした(終わり)。