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11時50分に磐梯山頂から八方台の駐車場に戻り、90km先の南会津を目指します。当日は朝食のみ持参してきたので、途中、道の駅ばんだいに立ち寄り、お弁当(ビーフステーキ弁当)を購入。
数量限定に釣られてしまいました(笑)。
値段は少し高めですが、ローストビーフ入り。値段以上に充実していて美味しく頂きました。
前回(昨年)はここから会津若松経由で国道401号を南下して南会津を目指しました。しかし博士山の峠越えで想定以上の時間を要してしまいました。そこで今回はカーナビでルートを検索。多少距離がありますが、塩川から会津坂下へ南下して只見川沿いに国道252号(沼田街道)を会津柳津へ向かいます。会津宮下の手前で県道32号に分岐してひたすら南下、国道401号に合流後は前回と同じルートで14時過ぎに高清水自然公園に到着しました。
標高900mの高清水自然公園のヒメサユリは、まだ咲き始めの案内。300円を払い入園します。窪地となっている中央の木道沿いは蕾の状態で、全く花の姿が見えません。積雪量が多かった今年は5月上旬まで雪が残った影響で開花が遅れているそうです。
融雪が早かった日当たりの良い北斜面の上から開花が始まっています。
一部では見ごろを迎えつつあります。
薄紅色の可憐な花です。
この群生地にはワラビが共生しています。ワラビの葉が適度な日陰をつくり地温の上昇を防ぎ、ワラビの根がヒメサユリの球根をモグラなどの食害から守っています。公園の周囲には電気柵が設けられ、シカの食害から守っています。
木道を歩きます。ヒメサユリは福島、山形、新潟の県境付近でしか見ることのできない貴重な植物。飯豊連峰、吾妻山、守門岳周辺に自生します。環境庁のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。
ここ高清水自然公園は、ヒメサユリが自生する国内最大規模の群生地。約7ヘクタールの敷地に100万本が自生します。咲き始めたのは、ほんの一部でした。
撮影スポットから花の姿は見えません。あと1週間もすれば、一面ピンク色に染まることでしょう。
南斜面の上側でも見ごろを迎えているので、そちら向かいへます。
木道沿いに数多くの花が咲いて、見ごろを迎えているエリアもあります。
美しいピンク色の花は見ていて飽きません。
花により微妙に色の濃さが違います。3年前には白いひめさゆりを見つけました。
昨年6月30日に訪れたときは、ほとんど終盤でした。今年はこれから開花が進み、今月末に見ごろを迎えそうです。
続いて、ゲレンデにヒメサユリが群生する南郷スキー場へ向かいます(続く)。
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