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梅雨前線は日本の南海上北緯25度付近まで南下して、北からの高気圧に覆われ比較的爽やかな陽気となっています。上空の寒気も北上したため、天気も安定。八王子では青空が広がり、最低気温15.4℃、最高気温25.8℃と若干平年よりも高めの気温となっています。梅雨入り前の晴れ間は貴重。今日は朝から庭仕事です。
昨日、高尾山のウメガサソウはまだ蕾でした。来週の在宅勤務の日に、ひたち海浜公園へオオウメガサソウを見に行く予定です(天気次第です)。ひたち海浜公園ではウメガサソウやイチヤクソウの大株も数多くみられるため、そこで一度見てしまうとその年はもう満足。従って高尾山や多摩丘陵に見に行く機会がなかなかありません。そこで、ひたち海浜公園へ行く前に自宅付近でウメガサソウの姿を見ておこうと思い、午前中に出かけることにしました。候補は小宮公園、平山城址公園、長池公園の3か所。自宅からのアクセス(往復90分以内)を優先して、平山城址公園に決定です。
平山城址公園から南の丘陵を登り、平山城址公園の沢渡の池にやってきました。ここから東へ向かいます。公園の東のはずれから尾根道に出て、さらに東へ・・・
昔、訪れた時からからかなり様子が変わってしまい、尾根道は雑草が生い茂り、南側には柵が設置され雑木林に立ち入ることができません。不法投棄防止の看板が立っています。記憶を頼りに注意深く観察しながら進みます。
ようやく、うつむき気味に咲くウメガサソウを発見。下から見上げます。
昔のような群生は影を潜めてしまいましたが、高尾山富士道のように、あちこちで咲いています。
1年前に咲いた花の種も残っています
目が慣れてくると、次々と見つけることができます
高尾山や多摩地域では、ひたち海浜公園のように密集して咲く姿はなかなか見られまん
柵の内側の雑草をかきわけ、ようやく斜面にまとまって咲くウメガサソウを見つけました。手を伸ばしてズーム。
ウメガサソウ以外にイチヤクソウやサイハイランなど咲いていないか公園内を再度観察しましたが、この季節はほとんど花が咲いていませんでした。
4月~5月の花、タマノカンナオイは数多く見かけました。
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