一昨日(11月18日)の茨城県は午後から青空が広がり気温も20℃を超えて汗ばむ陽気でした。霞ヶ浦では11月13日頃からダイヤモンド富士が見られ始め、観察ポイントが日々北上しています。富士山ライブカメラを見ると山中湖上空に積雲が出ていますが、日没頃には消えるのではないかと予想。しかし空は霞んでいて富士山が見えるとしたら日没直前のシルエットの一瞬でしょう。行ってみる価値ありと思い立ち、14時45分に仕事を中断して霞ヶ浦へ向かうことにしました。18日は島並の北が目的地で友部から1時間15分程度で到着します。
道路はガラ好きで友部から45kmを1時間余りかけて16時過ぎに島並休憩所に到着。周囲にはそれらしきカメラマンはいません。車を駐車場において湖岸沿いを橋門方面へ10分ほど北上すると、三脚を構えた数名のカメラマンを発見。富士山どころか筑波山も全く見えないほど霞んでいますが、この方面に富士山が見えるのでしょう。
成田空港へ向かう飛行機が着陸態勢に入っているようです。
太陽が高度を下げるにつれて170km先の富士山のシルエットが浮かび始めました。
大きな太陽が富士山の左肩にかかり始めました。太陽は眩しくなく肉眼でもはっきりと見えます。別に持参したコンデジでも鮮明に太陽を写すことができました。
太陽の中に一筋の線が見えています。
太陽をズーム。これは飛行機雲でしょうか。大変珍しいです。
飛行機雲は太陽の右から左へ移動します。
綺麗なダイヤモンド富士です。
ちょうど富士山の真ん中に太陽が沈んでいきます。
八王子から見るダイヤモンド富士に比べて太陽の動きが非常にゆっくりと見えます。
太陽が沈むと富士山のシルエットはゆっくりと闇の中に消えていきました。いつものダイヤモンド富士は日没後に激しく燃えるシルエットの余韻を楽しめるのですが、一昨日は日没の一瞬だけ富士山が姿を見せた控えめなダイヤモンド富士でした。
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