おかんのネタ帳

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水辺の風景

2013-03-01 10:09:32 | 湖国日記
今の時期しか見られない光景を撮りに、能登川まで。



能登川水車とカヌーランド。
琵琶湖周辺には、内湖とよばれる小さな湖があって、
ここは、伊庭内湖に面してつくられている水親公園。



このあたりでは、水車を利用した精米や製粉が行われてきたとか。
その歴史的な価値と水車の機能を伝えるために整備されたようです。



伊庭内湖といえば、広々としたヨシ原があることで知られてます。
ヨシ刈りも一部、されてましたね~

実は、ヨシを刈り取って丸く束ねる、ヨシの丸立ての光景が、
見られるかなと思ったけど、今年はあまり見られず・・・



伊庭の手前にある近江八幡の大中でも、見られるんやけど、
今年は刈り取りされてませんでしたね~



ヨシは1年で成長して枯れていく植物。
水の浄化に役立つと言われています。
生えている場所にもよるけど、4~5mぐらい、大きくなるんですよ~



大中にあるのは、西の湖と呼ばれる内湖。
そこでは、ヨシ農家があって、自然のヨシ以外に、ちゃんと育てているですよ。
刈り取られて乾燥させ、ヨシズとかに加工されるんですね。
かつては、屋根に使われたヨシ、今は需要も少ないんですけど。



近江八幡の円山にある、ヨシ農家には、
大きく丸立てに干されたヨシがありました~



周辺のお水路は、もちろん西の湖に繋がっています。
昔は、舟で刈り取ったヨシを運んでたらしいですよ。
今は、西の湖をめぐる観光船が通ってます。



滋賀県の鳥、かいつぶりやカモがいますね。



ヨシ畑、っていうのかな。
ヨシを植えてちゃんと、管理されています。



琵琶湖もいろんな顔を持ってます。

一昨日見た、カルトムービー「幻の湖」でも、
湖西のヨシ原がふんだんに登場しました。

あれを見たから、撮りに行きたくなったんですわ。

ふるさとの原風景も、変わりつつありますけどね。

撮り残しておきたい風景です。